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労務担当が行く!ハローワーク

こんにちは、ぺろよしです。

突然ですが…皆さん、ハローワークに行った事がありますか?

退職されたり求職情報を求めに行かれた事がある方もいらっしゃるかと思います。ハローワークはそうした一般の方向けのブースの他にぺろよしのような労務・人事担当者などが行く事業主ブースがあるのです。
今回は事業主ブースでどんな事をしているのかというのを簡単に書いていきたいと思います。


某日、長年当社に勤めてこられてた方が定年退職されたのでその方の雇用保険手続きに関わる書類一式を手にぺろよしは大阪にある某ハローワークに行きました。電車と徒歩で。
いや、本当は社用車に乗ったらぴゅーんとすぐ行けるんですが何せペーパーゴールドなものでして。

いつもお世話になっております。

当社の管轄のハローワークは1階が一般者向け、2階が事業主向けとなっています。

事業主ブース入口にはいろんなパンフレットが置いてあります。中は手続きの窓口と待合、申請用紙がご自由にどうぞな感じでずらっと並んでいたり壁には雇用保険関係のポスターが貼ってあります。
労務関係はほとんど「適用課」という窓口で完結するので、入口すぐにある番号札を取って順番を待ちます。

大体の手続きはe-Govを使って電子申請が主流になりつつあるので、こうやってわざわざ担当者が窓口に出向いて手続きをする事も以前に比べれば減りました。しかし、退職して基本手当(失業手当)をもらうのには事業主が発行する離職票などが必須となります。電子だと手続き完了まで一週間ほどかかってしまうので、すぐにでも手当を受給したい!手続きしたい!という方の為に退職処理だけは窓口手続きしています。
ぶっちゃけe-Govって非常に使いにくいので、その場で訂正してくれる窓口の方がよかったりもするんですよね…。
退職の多い月末月初や周初めなんかは混んでいる事もありますが、この日は火曜だったのでほどよく空いていました。

番号を呼ばれたら窓口の方に書類を渡します。
退職の場合必要なのは主に3点。(当社は照合省略指定事業所という認定を受けています。認定を受けると持参する書類が少なく済みます)
・離職票(3枚複写)
・退職願のコピー(自己都合か会社都合かの確認用)
・雇用保険被保険者資格喪失届

離職票。この度退職されるNさんが快く了承してくれたのでアップします。Nさん、長い間お疲れ様でした!

提出するとその場でチェックが入ります。記入漏れがないか、退職の理由など…目の前で見られているのでちょっと緊張します。よくある自己都合退社なんかは大丈夫なのですがたまにある懲戒解雇とかはもうドキドキです。勿論窓口まで出向いて「ダメでした!また来てね!!」となるのが一番残念なので事前に電話等で確認はしっかりしておきます。
軽い記入誤りや漏れなんかはその場で職員の方が訂正してくれます。これが電子申請となると申請却下となり、一から入力し直しになり手間と時間がかかります。その場で直していただけるのはこちらとしても本当に有難いです。

無事に受理されると受付印を押して書類が返却されます。

退職処理は雇用保険の他にも色々あります。
健康保険・年金・住民税・確定拠出年金・源泉徴収票の発行…などなど。
退職処理はまた別のnoteでまとめようかなという訳で、今回のプチハローワークツアーレポは以上となります。


ハローワークって皆さんもうご存じだと思いますが、案外色んな事をほぼ無料やってくれていて行くとちょっとワクワクします。
勿論事業主ブースに用がある方はあんまりいないかもしれませんが、働く上でのちょっとした悩みや相談のヒントも得られる場合もありますので気軽に足を運んでみてもいいかもしれませんね。


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