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年金手帳が廃止になったよー!

こんにちは。ぺろよしです。
最近文章が長い記事が多すぎて読んでる方もお疲れなのでは…とさくっと読めるショートnoteという事で書かせていただきます。

今回はタイトルそのまま「年金手帳の廃止について」です。
保育士試験についてはほとんど出ない…と思います。廃止になったという事だけ知っておけば十分かと。

◆年金手帳の廃止

2020年6月に「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」が公布されたことを受け、2022年4月より年金手帳が廃止になりました。

廃止の理由としては「マイナンバー制度の導入等により年金制度の被保険者情報がシステム化されたので、従来の手帳の必要性が薄れたから」です。
労務担当としてはこの理由ちょっと「??」です。
大きな声では言えませんけど…マイナンバーと紐付けと言いつつ実際に求められるのはマイナンバーではない基礎年金番号や厚生年金番号だからです。ここらへんもうちょっと制度として上手くいってから廃止でも良かったのかもしれません。全てをマイナンバーで一元化というのも抵抗ありますけどね。

◆年金手帳ってどんなものだっけ?

はい、こういうやつです。

中年以上の方だと中身一緒で表紙がオレンジ色になります。
手帳そのもので「公的年金に加入している」証明となり、開くと基礎年金番号が記載されています。

この基礎年金番号は加入者一人一人に割り振られた10桁の番号で、各種年金の手続きのために非常に大切なものです。先ほど書いた様に現役でバンバン使われている番号ですので、手帳そのものが廃止になったからといってすぐポイしてしまうといざという時困る事になります。なので今後も保管しておいた方が無難です。

◆今後はどうなるの?

手帳が廃止された後はどうなるのかというと基礎年金番号通知書への切替えが行われる模様。ぺろよしもまだ見た事はないのですが基礎年金番号などが記載されたカード型の通知書が加入者あてに届くそうです。

また、手帳の廃止に伴い手帳そのものの再交付も不可となりました。紛失や汚損の場合も通知書が届く模様です。

◆通知書がなくても基礎年金番号は確認可能

ちなみに手帳や通知書がなくても基礎年金番号は確認可能です。
年金受給者であれば年金の納付書や口座振替用紙などにも記載されていますし、日本年金機構の専用電話番号で確認も出来ます。第二号被保険者であればぺろよしみたいな労務担当に問い合わせ下さればお答えできます。
とはいえ、紛失すると面倒なので保管するに越した事はありませんね。


そんな感じで今日は短い記事でした。
ちなみに弊社では去年まで入社時に会社側が手帳を預かっていたためその返却作業に追われております。意外と会社が持っている事もありますので「手帳がない!」となったらお勤め先に聞いてみてくださいね。

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