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ライカとか道に落ちてませんかね?パクってしまいたいんですが

  使っているカメラへの不満が積もりに積もってもうどうしようもなくなっている。新しいのほしいっす、助けてクレメンス。
  今使っているカメラはOLYMPUS TG-6といって、もう結構な人気のコンデジなのだ。発売した当初から当時いた界隈(いわゆる生物クラスタ)の間では、こんなに撮れるんだぜ!とか、こうやっても撮れたぜ!とか、猛烈な褒めが発生していた。実際、褒めに付随して投稿される写真たちはむちゃすごいもので、羨ましいなと思いながら指を加えて見ていた。
  指を加えていた当時、使っていたのはPENTAX K-S1か2。これもこれで良いカメラだったし、メルカリとマップカメラを見ながらまた買うかみたいなテンションにすらなっている。あの機種は直感的な操作ができたし、なにより用途(湿度の多い山林・渓谷で使用することが多い)に合っていた。ただ、こう撮りたいなと思うものにもう一歩届かない感じが残念だったな。そこも大好きだったんだけれど。
  して、TG-6なんだけど、良いよこれは、良いカメラだよ。だけど、こう撮りたいなという欲望を概ねしか満足させてくれないのだ。そう、"概ね"なのだ。この"概ね"を無視し続けて積み重ねた結果が今回の不満爆発大納言なのである。彼らの褒めの後には(コンデジにしては)があることに気がつくべきであった。およよ。
  しかしながら、"概ね"なのである。この言葉は結構曖昧な言葉で、進行の度合いを指数で表しているものではないが、なんとなく好意的に捉えられることが多い。例えば、今回の事業計画は概ね完了していますと、上司に報告すると、七割方は終わっているものだろうと判断される。実際は五割も進行していないのにネ。使う人によって指数の度合いがあやふやなところも、この"概ね"の曖昧さを強調していると思う。故に、僕は"概ね"という言葉を使ったことを猛省し、次に言い換えた文章を連ねて締めることにする。
  TG-6には大体のところ満足しておりますが、なんらかの不満が残るキャメラでございます。
以下、TG-6で撮影したもの

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