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夢の話(ユメノハナシ)②

大きな積み木みたいな足場を次々に登っていくと、階段の踊り場のような壁に100号くらいの絵が掛かってる。赤っぽい絵だけど何が描いてあるかわからない。
上から誰か下りてくる。知っている人?誰か思い出せない女の人。お姉さん?何故かお姉さんのような気がした。どこのお姉さんかは不明。
お姉さんは今、上階(屋上か頂上?)に気球で降りてきたみたいな話をしていて、私はその気球に乗りたくて上へ向かっていたのに、もう気球は行っちゃったよと言われ、なーんだとガッカリした。
「バスは行っちゃたよ」みたいな軽いノリで会話が進んでいる。
仕方なくお姉さんと別れてひとりで下へ下りて行くと、今度は駅を探さなければいけない。
私はバイク(原チャ)でトコトコと進んでいく。

何故か「長崎」の駅を探している。長崎なんて現実には何十年も前に1度降り立ったことしかないので、駅舎もどんなのか覚えていないし、ましてや今の長崎駅は未知の世界。
夢の中でたどり着いたところは古いビルだった。
有楽町の三信ビルのような内装(三信ビルももうよく覚えていないけど、私は現実の世界で電気ビルを歩いていたら三信ビルに繋がったその境目あたりの記憶が何となくある)。
そこは駅ビルらしく「ここの4〜5階が長崎駅だよ」と周りの通行人が話しているのが聞こえた。
駅ビルになってるなんてやっぱり今どきの長崎駅だよと思ったけど、ビルはとんでもなく古臭い。ほんとにこの上に駅があるの?

駅ビルの階段を一生懸命上っていくが、ちっとも駅にならない。どこかにJRという文字が見えた気がしたけれど、改札もホームも出て来ない。
変だ。変すぎる。
これは夢だ。絶対夢だ。


……最近自分で夢を見破って終わりにしてしまうことが多いのでツマラナイ。
折角つづきがありそうだったのに。
恐いとか困った時に都合よく終わるのは良いけれど、まだその先も見たいこともある。

そして夢はすぐ書き留めないとどんどん忘れちゃうんだってば。
忘れかけると、どうにかして思い出して膨らませて無理にでも一編のオハナシにしたくなる。
でもそれは創作。
(前回と言ってることが違うがな)

夢は、夢のまま、インド人のラジオ(続タイムトラベラーに出て来だ)みたいに時間のひずみに浮かんでなければいけない。
浮かんでいる夢のシッポを逃さずつかまえて、意味不明で全然ストーリーになってなくてもワケがわからなくても、覚えてるところだけでもただ記録しておくべきだ。
やっぱり自分にしかウケない日記のように、ってか。