むつら

石楠花荘25号のゆくえ

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石楠花荘25号のゆくえ

マガジン

  • ギターと私(仮)もしくはいつまでも初心者でいいですか

    初心者街道まだ爆進中まもなく50年。

  • 70年代フォーク・ニューミュージックで時を遡ったシリーズ

    ラジオから70年代フォーク・ニューミュージックが流れると秒で「あっち」に行ってしまう 午後のひととき、如何お過ごしでしょうか…。

  • 陽気な転校生たちシリーズ

    小学校のクラスにいた愛すべき転勤族の友達の思い出♡

  • 地下トン時間旅行のゆくえ

    「地下鉄のタイムトンネルをぬけるとそこは普通の街」略して地下トン。 時間を遡れそな気がして地下鉄で故郷へ行く普通の街歩き日記 でも色々思い出して妄想炸裂…していないでもありません

  • 駅名を覚えるシリーズ

    脳トレのつもりで各駅停車の駅名を覚えながら空想の旅をしています。探さないで下さい…

最近の記事

鈴が来た!

あれは去年、酷暑の夏にやって来た涼し気な「鈴」の音色が忘れられなくて、 それがもしかしたら、つる・るるるさんのnoteで読んだ『水琴鈴』というものかもしれないと目途がつきそうだったものの、 ためしにyoutubeで聴くその音は、あの音とは全然別物のような気がしてならず、(るるるさんも「現物の方が良い音!」と仰った) 来る日も来る日も「またあの鈴来ないかな〜」と想い焦がれて幾星霜、いや8ヶ月くらい? 先日ついに来た。鈴が。 いや、鈴を持ったお客さんが、また。 この前の人かどう

    • 雪解けアルペジオ

      【春とギター】繋がりで【毎週ショートショートnote】に初めて参加します。 なんと裏お題です。 よろしくお願いします。 中高年向けギター教室は今日も盛況。 中でも人気の初心者コースのグループレッスンは、 先生も生徒も還暦過ぎなので全体的にゆったり和気あいあいとしている。 今月の課題曲『おお牧場はみどり』の練習が始まった。 簡単コードの単純なストロークはみんな調子よく習得出来たので、 先生はちょっと注文をつけた。 「はい、ではサビをアルペジオにしますよ。 ちょっとそれぞれ

      • 能戸高校積読部・文芸部 部歌

        りみっとさんの能戸高校に密かにあこがれていました。 でも偏差値が高そうなので多分私は入れなさそう…いや妄想ならなんとかなるかも? と、勢いで校歌を作り始めたら、なんと、りみっとさんが質実剛健、威風堂々(私は今これしか四字熟語が思いつきませんでした…トホホ)なビシッとした本家本元の校歌を発表していらしたので、 それを甲子園で応援部が長ランと袴姿で歌う姿を想像しながら「うん、ピッタシだ!」と唸っておりました。 私は、積読部と文芸部の部歌に絞り込むことにしました。 能戸高校の

        • 夢の話(ユメノハナシ)④

          「ワセダ大学の古い研究棟の上の方に、世にも美味しいアジのひらきがあるので、それを入手してくるように。」 というミッションを与えられた。 誰から? 短大のサークルの執行部から。 私のサークルは放送研究部だったけど、それとアジのひらきとの関係は不明だし、なんで部員の中から私が選ばれたのかもよくわからないけれど(志願したのか?) とにかく自分がひとりで行くことに。 ワセダ大学のたぶん戸山校舎に、塔のような高い建物があった。 そのカリオストロ城みたいな(イメージです)石段を登って

        鈴が来た!

        マガジン

        • ギターと私(仮)もしくはいつまでも初心者でいいですか
          7本
        • 70年代フォーク・ニューミュージックで時を遡ったシリーズ
          7本
        • 陽気な転校生たちシリーズ
          5本
        • 地下トン時間旅行のゆくえ
          4本
        • 駅名を覚えるシリーズ
          13本

        記事

          夢の話(ユメノハナシ)③

          今朝見た夢を、布団の中から出るまではちゃんとストーリー仕立てで覚えているのに、1日が始まるともうどんどん忘れていくのはいつものことで、もう仕方がない。 そのために枕元にノートとボールペンを仕込んだりするんだが、最近はどうにも眠くて余程のことでないと起き上がって書くまでにならない。 今朝もそうだった。 なんとAさんが出て来た。 以前、手話の本をくれたAさん。もう会えないAさん。そのAさんとウォーキングをしてる夢。 色んな話をしながら一緒に歩いた。何故かふたりとも女子高生っぽ

          夢の話(ユメノハナシ)③

          お墓じまい

          そういえば「今月末までにnoteを書けば10なんヶ月連続投稿になるよ」とnoteさんからお知らせが来てた。 そうか、もう1ヶ月近くもサボってたのか、ふはは。 ていうかそんな親切なお知らせ来るんですねぇ。 せっかくの?連続投稿記録(月に1度でも記録となるらしい)が途切れるのもナンなので石楠花荘から戻ってきました。 何でもいいから書けば記録になる。それでもって記憶にも繋がる。それが日記の原点かも。なんつって。はいはい。 去年の秋のお彼岸からはじまった実家の「お墓じまい案件

          お墓じまい

          夢の話(ユメノハナシ)②

          大きな積み木みたいな足場を次々に登っていくと、階段の踊り場のような壁に100号くらいの絵が掛かってる。赤っぽい絵だけど何が描いてあるかわからない。 上から誰か下りてくる。知っている人?誰か思い出せない女の人。お姉さん?何故かお姉さんのような気がした。どこのお姉さんかは不明。 お姉さんは今、上階(屋上か頂上?)に気球で降りてきたみたいな話をしていて、私はその気球に乗りたくて上へ向かっていたのに、もう気球は行っちゃったよと言われ、なーんだとガッカリした。 「バスは行っちゃたよ」み

          夢の話(ユメノハナシ)②

          はいりさん二冊

          つる・るるるさんへお友達から引き継がれたという数冊の本の中に、片桐はいりさんの著書があって、 「おっ、これ知ってる!」 となったのは、もう2週間くらい前。 以前、はいりさんが「徹子の部屋」で話していた弟さん家族のことを書いた本、 『グアテマラの弟』だった。 知ってるけれど読んだことがない本に思いがけないところで再会して「私も読みたい!」 と思ったそのきっかけが、 つる・るるるさんだったという何とも素敵!な繋がり (勝手に繋がりましたが、るるるさん、ゴメンなさい)。 ひとりニ

          はいりさん二冊

          邂逅?

          これ、さださん繋がり? じゃないけどこんなタイトルがついてしまった。きっかけは全然カンケイないところで長崎だったからやっぱり遠くでさださんつながりかな? 昔の旅行ノートを眺めていたら、まだハウステンボスも無いその頃の長崎の古~いガイドブックが見たくなって探していた。 確か本棚のすみっこに残ってたと思ったのに…、 代わりに奥から見つけたのは 「初級 手話教室」 「中級 手話教室」 の2冊の小さなテキストだった。 こんな本、いつ貰ったん? そうなのだ、これは貰ったのだ。今では

          交換日記もある。

          先週「さみしい夜にはペンを持て」古賀史健著 を読んで、 思い当たるフシや目からウロコなことがたくさんあった。 押入れの段ボールにつまってた日記とノートの束、他人から見たら完全にごみかもしれない遺物(まだ死んでないけど)が、ぺかぺかと光を放って見えた(気がした)。 その中に、中2から高3までのYちゃんとの「交換日記ノート」が4冊ほどとってあった。 (途中、日付が飛んでる分2冊くらいはたぶんYちゃんの所に行ったままなのかもしれないけどもう大昔過ぎて忘れた。) それは2人それ

          交換日記もある。

          夢の話(ユメのハナシ)①

          夢の中に出て来た幽霊が歯無しだった…とかいうオチでも駄洒落でもなくて、普通に夕べ見た夢のことです。 昨日、りみっとさんが夢に出て来た話を書いたらもっと夢の話を書いておきたくなりました。 …覚えていたらの話。 夢の中では、 自分のこれまでの記憶とか自分の性格とか、過去に見た夢のアーカイブなどが微妙に入り混ざって出て来る。 まさに自分の頭が出処のストーリーなのだ。 だから見ている自分にしかわからないし、笑えないし、ワケがわからない。 でも、夢の話は書いておくと後々面白い…という

          夢の話(ユメのハナシ)①

          あっちこっち日記

          「さみしい夜にはペンを持て」を読んで以来(まだ1日しか経っていないけど…)、また日記を書こうかなと少し気合いを入れて石楠花荘で書いてきた。(うそ、あっちはここよりかなり脱力で書いている。) 石楠花荘には時々風を入れています。暫くはnoteのもコピペしてたけど今はもうこっちはこっちあっちはあっちにした。何がなんやら。 そしたら紙の日記も書きたくなって1番直近まで時たま書いていたノートを出してきたら、最後が2023年の5月1日だった。 我ながらほんとにきまぐれにもほどがある。

          あっちこっち日記

          「さみしい夜にはペンを持て」

          古賀史健・著 ならの・絵 昨日届いた本を今日読み終わった。もう一気に読むのは目がとても疲れるからゆっくり読もうかと思ったけれど、先が気になって結局2日もかからなかった。 読み始め、昔、中学生の時に吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」を国語の副読本として読んだ(読まされた?)時に感じた「説教臭さ」をちょっと感じそうになって、え「日記を書くすすめ」みたいなそういう本なの?と思いながらどんどん読んでいったら全然ちがった。 「君たちはどう生きるか」だって、今あらすじなどを読んでみ

          「さみしい夜にはペンを持て」

          軽井沢、その前

          去年の秋「軽井沢、その後」に行ってから、その前に時が止まったまんまの軽井沢をあれこれ引っぱり出して思い出していたら調子にのってすごい膨大な長さになってしまいました。 本当は最初に小4くらいの時、「鬼押出し」限定の人生初軽井沢があったのだけど、あまり覚えていないので省略。実質的最初の「その前」は中学1年の林間学校でした。 【軽井沢1972】 ミズナラとコナラ 信越本線「中軽井沢駅」からバスで1時間余り。北軽井沢大学村の、静かな林の奥の山小屋みたいな山荘での3日間。 照月

          軽井沢、その前

          水琴鈴?

          今年の夏の盛りの頃、 と言っても今年はいつまでも残暑がだらだらと続いていてもうこれでもかとお日様山盛りの猛暑日に、 店にやってきたひとりのお客さんがお財布を取り出す時に、バックのどこかで不思議な音がした。 なんて涼し気な音! と思った。 私にはそれが何の音かわからないまま、お客さんはお支払いをすませて帰って行った。何?!! 今のすごいきれいで不思議な音は!! それは、多分いつかどこかで聴いたことがあるような、その音を聴くとその「どこか」へ連れて行かれてしまうみたいな、そし

          水琴鈴?

          軽井沢、その後

          「その後」があるなら「その前」もないと繋がらないけれど、私の中で軽井沢はいつぞやから時が止まっているのかもしれない。 ハイソな別荘地とかテニスコートとか、おシャレなペンションとかホテルとか、そういう界隈には全然ご縁は無かった(多分これからも)私の軽井沢は、 ♪軽井沢だと〜叫んでみても〜、軽井沢じゃな〜い〜とこだまするぅ〜…♪ という歌の文句のよう。 (これ、ホントにこういう歌が昔あったんですよ。知っている人はいないかもしれないけど。私も微かにこの部分しか覚えていません。北

          軽井沢、その後