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初アイスショーへ(前編)

去年(2022年)の北京オリンピック後の5月~6月、CS放送でファンタジーオンアイスを夢中になって見ても、
「フィギュアスケートってすごいなぁ羽生君はすごいなぁ、あの滑っている時の感覚は一体どんななんだろう?絶対に飛んでいるよな…」
としか言い表わせない演技の数々がすご過ぎて、
結局今でも「すごい」としか言えない自分が、今からスケートを滑ってみるわけにもいかず(無理無理無理…wでもちょっとやってみたい気がするでも無理)やってみたところでわかるはずもなく、
ていうか羽生結弦は別次元。

それならば生きているうちに生でアイスショーを見たいと思い始めたのが、つい先月頃だった(旦那がバイクを買い替えて云々の時)。


1年前には思ってもみなかった。1年経つうちに単独公演を配信などで見る機会も持てて、界隈のことが色々わかって来たけれど、
アイスショーなんてチケットもハードルも高いし抽選に当たる気もしないし、申し込み方もわからない。
ツイッターで羽生ファンの方々のチケット争奪戦ヒキコモゴモを見るだけで気が遠くなってきた。大変なんだ…。

それが、今年またファンタジーオンアイスの時期が来て、ダメもとで申し込むところまでいっただけでも今度は自分を「すごい」と思った。
結果は落選。
まあ、こんなものかと。
(何故かちょっと安心?)

そしたら数日後「リセール」のお知らせが来た。やむを得ず転売したい人と買いたい人をマッチングするシステム…これか。
名前は聞いていたけど「リセール」でゲット出来た話も聞いたことあったけど、、、
とにかく申し込んでみた。今度はもっとダメもとで。

1週間後、抽選結果の通知が来た。
当選!!
信じられないのと同時に、もう3日後に迫っている当日を思うと、なんか、楽しみより息苦しくなってきた。
もう緊張してる。

だって、幕張メッセまで無事行けるかな?とかアウェー感無いかな?とか会場のトイレが凄く並んで入れないらしいとか、入り口で電子チケットのスマホ画面が出なかったらどうしよう!とか、座席の背もたれに背中ピッタリつけて見なくてはいけないのについ前のめりになってしまったらどうしようとか、、
心配事項が満載。。

…取り敢えず白髪染めしよう。


そして去年羽生君の単独公演のグッズ通販で買ったけど使い道がなくて仕舞ってあったトートバッグの出番がやっと来た!と準備した。
旦那がこれ持って行ったら?と双眼鏡を出して来た。
母が老後にバードウォッチングしようかと買っておいたらしいけど使わずに遺品になってしまったものだ。
母よ、これも出番が来たよ。

ファンの人々はこのバッグにバナーとか詰めて行くんだろうね。バナーは隣席の迷惑にならないように自分の手元範囲で…とか結構Jコンサートのようなキマリがあるらしい。

私はまだそこまでの用意は無いが、でも双眼鏡とかモバイルバッテリーとか日傘用の折り畳み傘とか、結構ズッシリとする荷物になってしまった。
丁度やって来た長女がその荷物を見て、
「プーさんの何か持って行かなくていいの?」とな。

プーさん、うちにはディズニー土産物の空き箱くらいしか無いな…
(アイスショーではお花やプレゼントの投げ込みは禁止です)

準備が出来たバッグのように更に気も重く、
「早く行って終わって帰って来たい。終わったらホーッとするんだろうなぁ…」
などと相変わらず緊張していた気持ちが、少しずつルンルンしてきた。

後編へとつづく