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邂逅?

これ、さださん繋がり?
じゃないけどこんなタイトルがついてしまった。きっかけは全然カンケイないところで長崎だったからやっぱり遠くでさださんつながりかな?

昔の旅行ノートを眺めていたら、まだハウステンボスも無いその頃の長崎の古~いガイドブックが見たくなって探していた。
確か本棚のすみっこに残ってたと思ったのに…、
代わりに奥から見つけたのは
「初級 手話教室」
「中級 手話教室」
の2冊の小さなテキストだった。

こんな本、いつ貰ったん?
そうなのだ、これは貰ったのだ。今ではもう会えない友人Aさんから。
そうか、これを貰ってずっと本棚にしまいこんで20年以上もの間すっかり忘れていた。

そもそもは、富士山のふもとのキャンプ場で会った人が何やら目の前でいきなり「五十音」の手話を披露してくれて、ポカンと見ていた私はその手捌きのカッコよさに
「よし!私も覚えよう」
と、丸山浩路さんの「百万人の手話」という本を買って読んだのが20歳過ぎの頃だった。
結局その頃に覚えた手話は「美味しい」と「幸せ」と「欲しい」と「ありがとう」くらいだったけれど。

その15年後くらいにたまたま知り合ったママ友Aさんは、普通に手話が出来る人だった。
私は今も「挨拶」くらいしか出来ないけれど、
Aさんからお茶のみ話の合間に教えてもらった「自分の名前」の手話はまだ覚えている。

Aさんがくれたテキストを開いてみたら、私には今でもちょっと難しい。
彼女はこれで勉強してたのね。書き込みがいっぱいしてある。
見ているとなんだかまた、時空を飛びそうな感覚になった。
Aさんのお家の台所で手作りケーキを頂きながら、もっと教えてもらえばよかったなぁ。時間を戻ったらまたお茶のみしてくれるかなぁ…。

相変わらず虫の良すぎる想像をしていると、
Aさん「これからでも勉強しなさい!」って言ってる??笑