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日本全都道府県に行ってきた(青森観光)

これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。

さて、青森ではぜひとも行ってみたい場所…というか食べ物があった。

誰に聞いたのかは忘れたが、「のっけ丼」である。

ともかく朝に、駅の近くの青森魚菜センターという市場へ。

日本各地の魚市場では、だいたい併設の食堂があって海鮮丼などを食べられるのだが、ここ青森では、それがセルフサービスというか、バイキング形式というかなんですよね。

まず最初に、食券を買う。回数券のように切符が切り分けられるようになっていて、そこで丼メシをもらう。

それを持ちながらお魚を売っているお店を回り、自分の食べたいものを指差すと、お店の人がそれに見合った切符を取って、丼に「のっけ」てくれるのだ。

どれも食べたい…

もともとは、朝に仕事を終えた漁師さんがお店を回って「これちょーだいい」と言っていたのがはしりらしいが、自分の食べたいものをウロウロ歩きながら選ぶことが出来るので何やら楽しいから、観光客にはうってつけのシステムだ。日本語がよくわからない外国人でも楽しめるのでは?

僕は1,100円分の切符を買ったが、やはりウニとかトロとかといったものを食べたい場合は、少し物足りないかもしれない。

ま、これでも十分豪華だけど…。

僕の国でこれを食べたら倍っすよ、倍!!

さて海鮮丼の後は、秘湯へ!

酸ヶ湯温泉である。

いやいや、スペシャルな温泉というのは日本各地にあるけど、ロケーション、温泉の佇まい、お湯の質…という点で本当に行ってよかった!という場所だった。

その割には、青森駅からバス一本で日帰りで行けたので車無しの人にもおすすめである。

帰りに寄った、三内丸山古墳も素晴らしかった。無料のガイドツアーに参加したので、広い遺跡を歩きながら説明を受け、縄文人の生き様、といったものを知ることができて興味深かった。

このディティール、素晴らしくない?

僕のホームであるオーストラリアの先住民も基本的には狩猟民族なので、いくつかの共通点があるようで、我々は彼らの自然と共に生きる知恵といったものを学ばなくてはいけないのでは、と思った。

青森の街に帰り、この日は雲の多い肌寒い一日だったので、熱燗で焼き鳥…。

(つづく)

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