よわよわ賃貸さんのひとりごと①住まいと権利

賃貸住宅管理会社ひよっこ社員の戯言です。帰属する会社他には何も関係ないですし、個人の考えです!!

コロナ第3波とか言われてますね…。コロナ世代の新卒なので、現場の慌ただしさをただただ傍観していた立場です。仕事が無くならないだけありがたい事だ、とみんな口を揃えて言っていました。

皆さんご存知かと思いますが、お家賃が払えない!という方が多数いらっしゃいました。ネット上では、「こんな時なんだから家賃下げろ!」だとか、「1ヶ月だけでも無料に!」だとか色々な意見がありました。わかります、私も一消費者の立場ならそう思います。では反対に、貸主の立場であればどうでしょうか。はたまたサブリース方式であったとして、オーナーさんの立場であったらどうでしょう。

冬の第3波なのか入り口なのかわかりませんが、ネット上で「住まいは権利」というタグが出てきています。低家賃住宅の実現や家賃未払いによる退去勧告をやめてほしいなどなど。わかる〜!!他には世間が不景気なのに家賃収入が下がらないのは意味がわからない!という意見もありました。わかる〜!物価と連動して欲しいよね〜!!

じゃあ、その建物の地税、固定資産税、建設費用諸々持ってくれますか。巣ごもり騒音のクレーム、処理してくれますか。お部屋の不具合、共用部の不具合、ご自身で対応してくれますか。廊下や玄関付近のお掃除、月に1度でも交代でやってくれますか。お引越しの時、お部屋の工事の手配他全てやっていただけますか。そういった事全てひっくるめると、お家賃下げにくいんです。下げたら下げただけ人は来ますが、人の質もさがります。そしたらクレームだけは増えるんですよね。

どちらの立場にたっても、理想もあれば現実もありますよね。よわよわのだめもりは、疲れてしまいました。