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モノクロ写真、その変遷。

僕の写真のイメージは?
そう尋ねれば恐らく結構な割合の方がモノクロ写真と答えるんだろうな、そんな予想が出来る程度にはSNS上ではモノクロ中心の投稿をしてきたつもりでいる。

なぜモノクロ写真なのか?
カメラを始めたての頃はカラーの設定で撮っていたし、Lrで色を弄って遊ぶのが楽しくて仕方がなかった。
でもある時、この写真に色はいらないなぁと思う瞬間があってモノクロ現像をし始めたのがモノクロに傾倒していくきっかけだった。
当時の僕と今の僕ではモノクロ写真を撮る意味合いは違ってきている様に思うけど、今の僕なりにモノクロ写真を撮る理由をつけるなら、色の排除によるシンプルな写真構成と、その結果で生まれる「静かさ」が好きなんだと思う。

ストリート撮ってるのに静かさってのは些か矛盾している様にも思えるかも知れないけど、僕は都会の街中をモノクロで切り取る事で生まれる静かさが存在すると思っていて、それを写真に残したくてシャッターを切っている。

今撮りたいと思っている写真のイメージが、モノクロだから表現出来るものだった。シンプルに言うとこんな感じか。

前置きが長くなったけど、そんなこんなでモノクロ写真を撮るようになってからそれなりの年数が経ったので、過去の写真を振り返りながらその変遷を辿ってみようかなんて、今回はそんな事を綴ってみようかと思います。

それではさっそく

恐らく初めてモノクロで現像した写真

まずは最初期の写真たちから
この頃はFUJIFILMのX-T3を使用。
まだ撮影自体はカラーの状態で行っており、現像でモノクロにしたと記憶してる。
何故この写真をモノクロ現像したのかは正直あまり覚えてない。直感的なものだったと思う。

モノレールの中から

写真を撮り始めた頃は人を写す事に少し抵抗があり、建物を良く撮っていた。ちょっとモノクロ楽しいと思い始めた時期でもあるかも。

本当はシャドウ部分に埋もれてる人を撮った

この頃は光と影を撮ったらええんちゃうの?って気づいて(?)極端な露出で撮っていた時期。
光ばかり意識して撮りたかったものが写っていないなんて事がしばしば…フルサイズ欲しいなーって思ったのもこの頃か。

光、影
リフレクション、ビル群

光と影、ビル群はモノクロだ!と撮っていた時期。
この頃から、設定もモノクロで撮り始める。
カラーで撮影していた頃より「影」を意識して撮る事が多くなった気がする。それでもカラーで撮る割合が7割、モノクロ3割といった感じで、SNSではモノクロ伸びないんだなと気づき始めた時期でもある。

ハイコントラストな作風にハマっていた時期
花は好き、元花屋ですし
これもお気に入り
コントラスト
建築物を撮るのも相変わらず
ずっと好きな一枚

最初期の頃と比べると構図や要素も少し整ってきた感じはあるし、何となく今の写真のテイストに近くなっている気がする。

この辺までがX-T3で撮り続けたモノクロ時代。
このあとLUMIX S5に乗り換える事になるけどX-T3は本当にいいカメラだったと思う。
性能云々ではなく、シンプルに撮影が楽しかった。

カメラ始めるけどどの機種がいい?ってアドバイスを求められれば、僕はX-T3をおすすめすると思う。
勿論、他にもっと楽に撮れるカメラがある事を説明したうえで。

このまま書き続けようかと思ったけど、まだまだ長くなりそうなので一旦ここまで。
次はLUMIX S5へ乗り換えてからの振り返りパートを書きます。

最終的に3部構成くらいか。
ゆるくお付き合いいただけますと幸いです。

それでは、今回はここで終い。

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