いつか言ってみたい　ここに置いといた事を

戸惑うかもしれない

“知っていること”を 伝え合わない約束だから

“いつも”のぼくらと　“いつか”のぼくら

平べったいのじゃないんだ　ぼくらは

微積分な関係　“またいつか”への手紙

気化する前に　感触を確かめておいて

見せかけじゃない　感情の質感を

取り尽くせない程の　この滴の豊かさを

時は交差しているから

なくなったりはしない

隣接した想いの時は 巡っていつかは交わって

会いたいと思う　伝えたいと願う

美しく “いつも” と “いつか” が併存する今を

ひときわ愛しいものにするかもしれない

微熱を感じる程に　心地よく震う感情の弦

置いとくから　いつか君もつかまえてよ

過ぎていく　この大切な日々を

いつかどこかで　つかまえて