この世界の、いちばん星になりたかった。
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でも、そんなこと、
思ったらいけないし、
思ってるなんて、
知られちゃいけないと思ってた。
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「みんな　それぞれ、いちばん星なんだ」
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それが当たり前の世界にしたい。
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そう願っていたけれど、
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「みんながいちばん星になったら、
　わたしの輝きなんて、消し飛んでしまう」
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そんなこわさを
ずっと抱えていたんだね。
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だからお望みどおり、
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「あなたは　わたしのいちばん星」
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一番、そう言ってもらいたい
相手、場面の時に限って、
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「それがなんだ」
「何も特別ではない」
「当たり前」
「あなたの想いより、わたしの方が」
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そんな風に、拒絶されてきたんだな。
拒絶されたと、信じて来たんだ。
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理解されないことで、
「理解されない特別」で
いたかったのかもしれない。
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ホントはいつだって、
愛と光、調和、平和が
あって欲しいと
願ってきたはずなのに。
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相手にも、わたし自身にも。
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いちばん星になっても、
仲間はずれにならなくていいよ。
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いつだって、輝いていい。
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誰かと一緒に。
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誰かが輝いても、
あなたの、わたしの、輝きは消えない。
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