2020を通じて、我々が描くべき未来図。

2020まであと約2年だ。

たまたまとある講演で聞いた話。久々に胸が熱くなったので書き残しておきたい。

ディテールにきっと諸説はあるだろう。ただ、事実が大事なんじゃない。大事なのはココロ踊るストーリーだ。

2度目の東京五輪。そもそも言い出したのは誰か。知ってますか?

時の東京都知事、石原さんです。

彼がなぜ、再度の五輪招致に動いたのか。

そこには、彼なりの哲学がありました。

40年前、ホーキング博士の講演で宇宙には数百の生命体がいるという話を聞き、なぜそれなのに我々は他の生命体と出会わないのか、その質問にホーキング博士は、宇宙時間の中では、我々生命体は一瞬で生まれ、消滅すると。では、と石原さんは問うた。それは、我々の時間軸だとあとどれくらいか、と。ホーキング博士は言う、100年だと。

彼の話が正しければ、我々地球人の命は残り60年だ。

経済性と金を求めた結果、我々は環境を破壊し続け、自らを破滅に向かわせる皮肉だ。

石原さんはそんな折、場末の居酒屋でこんな言葉に出会った。

『たとえ明日地球が滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える』。

開高健の言葉だ。あいつにしては、良いことを言う、と石原さん。

我々は、残された世界に責任がある。

日本は、戦後の復興から見事に立ち直った。

日本人は、戦略は得意ではないが、期限と目標を定められればチームワークでものすごい力を発揮する。

1964は、そうやって首都高速を創り、新幹線を創って東京を、日本を、世界を変えた。

『たとえ明日地球が滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える』

東京五輪だ。

もう一度やろう。

東京から、世界を変え、地球を救おう。

2016は叶わなかった。

でも、それがあったから

2020に繋がった。

===

2020まであと2年。

我々に、何ができるのか。

このストーリーを受けて、これを是非みて欲しい。

https://youtu.be/BnDyszZZ0k0

『たとえ明日地球が滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える』

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