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【メルマガ2021年10月14日号】「VR巨大金魚すくい」「VR安全パトロール研修」を共同開発

こんにちは。Synamonです!
前回から3ヵ月ぶりとなってしまいましたが、Synamon・BizDevチームが配信しているメルマガのご紹介です。アイキャッチでもわかるように、ビジネスXRのSynamon、実績の幅が広がっておりますよ!

ファッションカンパニーのTATRAS INTERNATIONALとマルチプレイゲーム「VR巨大金魚すくい」を共同開発

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Cap:VR宇宙空間で巨大金魚をすくっている様子。2人で同時プレイが可能

「VR巨大金魚すくい」の開発経緯
タトラス様が21年の秋冬シーズンに向けて東京・名古屋・大阪の3都市で縁日を模したイベント「タトラスパーク」(※イベントの詳細は下記)を企画されている中で、VRを取り入れたゲームを設置したいというご相談を頂いたのが今回の取り組みの始まりでした。「タトラスパーク」のイベントが縁日をテーマにしていることからゲーム内容は縁日をイメージできつつ、VRならではの「遊び」も取り入れられそうな金魚すくいとなりました。開発を進める中でVRゴーグルを被って普通の金魚すくいを再現してもおもしろみに欠けるという観点から「金魚すくう空間は宇宙に!」「金魚はカラフルかつサイズも大きくする!」「ゲーム終了後に花火を打ち上げる!」などVRならではの要素を取り入れました。また体験される方の大半がVRを始めて触る方であることも想定し「VR空間でポイを振って金魚をすくう」のみで楽しめるようにゲームデザインしました。

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Cap:ポイを持ち宇宙空間を泳ぐ金魚をすくっている様子(プレイヤー視点)

ゲーム概要
タトラス仕様の宇宙服を身にまとい、宇宙空間で巨大金魚をポイですくうVRマルチプレイゲーム。VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を被り、ハンドコントローラーを使ってポイを操作し、制限時間60秒の間に多くの金魚をすくい、得点を競います(最大2人までプレイ可能)。
金魚には、普通の金魚(1点)とタトラスロゴ入りの「タトラス金魚(10点)」の種類があり、合計得点が一定数を超えると、タトラスのオリジナルグッズを手に入れることができます。

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Cap:上段の青色と緑色の金魚がロゴが入った「タトラス金魚」

お客様の反応
イベント期間中、老若男女問わず(※年齢は13歳以上)多くのお客様にご体験いただき、非常に良い反応をいただけました。VRゴーグルを装着するまでにお手間をかけてしまったところもありましたが、VRゴーグルを装着した後はまず「VR空間に入ったこと」「自分の動きと連動してポイが動かせること」「巨大な金魚が目の前を泳いでいくこと」「リアルさながらの花火が打ちあがること」など多くの部分で喜んでいただきました。初めてVRを体験される方々の喜んでいる姿を見て弊社としても改めてVRの可能性とパワーを感じられる機会となりました。

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Cap:東京(ミッドタウン日比谷)で開催されたタトラスパークの様子

「タトラスパーク」について
東京2021年秋冬シーズンからスタートするキャンペーン「YOUR CHOICE」の一環として東京・名古屋・大阪の3都市で開催された縁日を彷彿とさせるイベント。会場はブルーとグリーンを基調としたアースカラーのアートな空間に、フィル・アメリカのポエムがブース各所に描かれ、中央にはタトラスパークの象徴的モニュメント「TIME IS NOT ENOUGH」が配置される。イベントでは輪投げやボールすくいをはじめ、VRなど6種のゲームを用意。各ブースでのミッションをクリアするとクレーンゲームに挑戦できるコインを獲得でき、非売品のグッズが景品としてもらえる。イベントは既に終了。

建設技術コンサルのハタ コンサルタントと「施工管理者向けVR安全パトロール研修」を共同開発

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Cap:足場の標識について学んでいる様子

「施工管理者向けVR安全パトロール研修」へのVR技術提供の背景
建設業において人手不足は深刻化しており、総務省の「労働力調査(2021年6月発表)」によると、2021年6月の建設業就業者はピーク時の685万人(1997年度)より約220万人減少しています。また、日本建設業連合会の「再生と進化に向けて―建設業の長期ビジョン―(2015年5月発表)」によると、2025年には新規技能労働者数が100万人近く不足するといった統計も出ています。施工管理技術者においても同様の状況が発生しており、建設現場において即戦力となる人材育成の必要性が益々高まっています。

人材育成における手段として大きな役割を担うのが研修であり、種類としては「座学研修」と「実地研修」があります。しかし、座学研修のみでは現場を体感することが出来ず、実地研修はコストや準備の手間からできることが限られるといった課題があるため、結果としてOJT偏重となり現場の教育者頼みにならざるを得ないのが業界の実情です。

これらの問題を解決するため、施工管理者向け研修を専門で行っているハタ コンサルタントと共同で、VRを活用した研修を開発しました。安全管理や品質管理の研修ができるバーチャル空間を構築することで、いつでもどこからでも現場さながらの環境で研修を行うことが可能となります。

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Cap:「施工管理者向けVR安全パトロール研修」のバーチャル空間

「施工管理者向けVR安全パトロール研修」の概要
安全管理上の間違いが仕掛けられたボックスカルバート工事の仮想現場にて、安全パトロール研修を実施します。研修参加者は研修会場や自宅でVR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を着用し、アバターとなって仮想現場に集合。そこで「施工設備に問題がないか」「作業者の装備や作業位置に問題がないか」といった現場の安全パトロールを行います。決められた画角で撮影された写真や動画を見て学ぶのではなく、自ら主体的に動き回り間違いを探すことによって、現場での実践に則したスキルや細かな誤りに気付く感性が養われます。

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Cap:座学の様子

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Cap:実際の研修の様子

期待できる効果
●座学研修以上の学習効果
安全上の間違いがある仮想現場を間近で見ながらの不安全状態や不安全行動の学習、バーチャル空間上でのコンベックスによる測定やカメラでの撮影等の操作を通して、従来の座学研修以上の学習効果が期待できます。

●反復学習による安全意識向上
あるゆる現場で汎用的に起こり得る危険なシチュエーションをバーチャル上に再現し、繰り返しの学習が可能になることで、日常的に安全に対しての意識が高まります。

●研修時の準備時間・コストを削減
研修場所をバーチャル上に設けることで、実地研修のような準備時間がかからず、訓練場や訓練設備等の費用も削減できます。

ちなみに、こちらの開発は先日公開したディスカバリーチームが担当しておりました!開発プロセスも非常によかったので、今後にも期待です。

10月27日~29日開催されるXR総合展に出展

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XR総合展とは
5Gの導入や「ニューノーマル時代」に伴い、ますます需要が高まるXR技術(VR・AR・MR技術の総称)。そのXR技術に特化した専門展が「XR総合展」です。製造・建設・医療・エンタメなど幅広い業界で活用できるXR製品・サービスが一堂に出展します。
今回、Synamonもこの「XR総合展」に出展することとなりました。ブースでは自社サービスのNEUTRANSの体験に加え、これまでの実績などについてご案内させていただきます。

XR総合展サイト https://www.xr-expo.jp/ja-jp.html

Synamonサービス資料を刷新

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【Synamon】サービス資料_210914

NEUTRANS提供企業からXRソリューション企業へ
Synamonはこれまで自社サービスの「NEUTRANS」を軸にサービス提供を進めてまいりました。ただ昨今のお客様のニーズが多様化する中で「NEUTRANS」以外でソリューションを提供する機会も増えてまいりました。

これまでの資料はNEUTRANSを全面に押し出した内容となっていましたが、より多くのお客様に弊社のソリューションをお伝えできればと思い、弊社が携わったARやMR、最新技術を使った取り組みなどを含んだ内容に刷新させていただきました。「こんなこともSynamonでできるの!やってたの!」と感じていただけると幸いです。

これからもSynamonはミッションである「XRが当たり前の世界をつくる」を実現すべく全速力で駆け抜けていきます!

「XRおもしろそうじゃん!」と思ったら…

Synamon採用チームでは、「XRちょっと気になるな」という方ともお話できるようにカジュアル面談を実施中です。本当にお気軽にご連絡ください!