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ヒグチユウコさん×大島依提亜さん『ダンサー・イン・ザ・ダーク』オルタナティブポスター解禁!&ラース・フォン・トリアー作品へ絶賛コメント到着!

7/28(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開の『キングダム エクソダス〈脱出〉』を記念して開催されるラース・フォン・トリアー監督のレトロスペクティブを上映。この度、画家・絵本作家のヒグチユウコ氏が描き下ろしたイラストをグラフィックデザイナー・大島依提亜氏がデザインした、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』日本版のオルタナティブポスターが公開された。公開されたポスタービジュアルには、アイスランドの歌姫ビョーク演じる主人公のセルマが孤独な監房の中、音を求めて換気口に耳を傾けるシーンやミュージカルシーンでも印象的な線路沿いの風景が描かれている。また、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』にむけて、オルタナティブポスターを手掛けた2人から熱いコメントも到着した。

●ヒグチユウコ/画家
(『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に寄せて)
不幸なのか幸せかなのか、ということを他人がおしはかれるものではない。
 
●大島依提亜/アートディレクター
(『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に寄せて)
あのラース・フォン・トリアーのトラウマ映画ということで、長らくずっと避けて通っていたのだけど、今回初めて拝見し、想像していたものよりも優しい視点で描かれた映画だなとまず思った。ただし、その優しさを率直に受け止めて良いものかどうか、昨今のこの映画にまつわる問題点と鑑みて、ずっと考え続けなければならない。

さらに、一部劇場にてオルタナティブポスターの販売も決定!!
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』オルタナティブポスター
サイズ:B2
価格:¥1,500(税込)
取扱い劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、シネ・リーブル梅田、アップリンク京都
※数量限定 ※無くなり次第終了

また、各界からも絶大な人気を誇るラース・フォン・トリアー。
「あなたが影響を受けたラース・フォン・トリアー作品」と題して、以下の絶賛コメントが到着した。
 
<著名人コメント(全文)/敬称略・順不同>
 
●小島秀夫/ゲームクリエイター
トリアーのことを誤解していたかも知れない。僕は『エレメント・オブ・クライム』からの、筋金入りのトリアー・ファンだ。しかし、こんなにもユーモアに溢れ、機知に富み、テンポとバランス良く観客を引き込む、サービス精神旺盛な映画人だったとは!『キングダム』には全ての要素が凝縮されている。だから、誰もが、この“キングダム”に囚われてしまう。そして、25年ぶりの続編公開でトリアーが仕掛けた迷宮から、僕らはやっと“エクソダス”出来る。いいや、あのトリアーが、そんなに簡単に僕らを解放するだろうか? それは観てのお楽しみ。
 
●二村ヒトシ/アダルトビデオ監督
自分がおかしいせいで生きづらいと感じてる皆さん、ぜひ『メランコリア』を観てください。
セックスやエロに肯定的なフェミニストの皆さん、ぜひ『ニンフォマニアック』を観てください。vol.2の最後まで、きっと観てください。
この世って何かが変なんじゃないかと首をかしげながら生きてる皆さん、ぜひ『キングダム』三部作を観てください。あなたの謎が解けてしまいますから。
 
●SYO/物書き
あれは感性が発展途上だった十代の頃。
『ドッグヴィル』に心を食い荒らされ、
『メランコリア』に疎外感を肯定され…
以来、僕の創造の根幹に居座り続ける。
トリアー作品との遭遇は、改造に近い。
対象の魂の構造を永遠に変えてしまう。
未見者は覚悟を。これが映画の怖さだ。
 
●ジャガモンド斉藤/芸人・映画紹介人
忘れもしない中学1年生、ちょっと背伸びしようと観てしまった『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
人生にも物語にもバッドエンドがあることをこの映画で知ってしまった。
観たいものを好きに選べるこの時代に、なるべく多くの人がラース映画を“観てしまう"ことを願います。
 
●宮岡太郎/映画監督・映画レビュアー
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観て、
登場人物が直面する想像を絶する受難と、その果てにたどり着く極限の結末に呆然となったあの日。
永遠に心に残り続ける壮絶な映像体験を求めて、私はラースの作品を見続けてしまう。
 
●玉城ティナ/女優・モデル
『ハウス・ジャック・ビルト』を劇場で観たとき、この監督の作品を好きだと教える人は選ぼうと思いました。笑 
十代の頃、最も、といっていいほど影響を受けた作品は『ドッグヴィル』です。
賛否はあるでしょうがやりたい事をやる、そんなシンプルな監督が、愛おしいです。
 
●山崎まどか/コラムニスト
(『メランコリア』に寄せて)
一晩中続く悪夢のような結婚式!
自分が沈んでいく水底に世界ごと引きずりこむオフィーリア的ヒロイン!
絶望した人間のビジョンをこんなにも美しく見せた映画は他にない。

『ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023』は、7月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国公開。


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