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【夢日記】ゾンビとパウンドケーキ

私は謎の飛行物体に乗って砂漠を移動していた。
「私」と言ってもそれは現実の私とは違う姿をしているようで、夢の中の私は格闘ゲームに出てくるキャラクターの様な筋肉質な体型をしていて、サバイバルゲームで着るような服を着ている女性だった。

飛行物体には私の相棒らしき女性が同席していた。
彼女もまた、筋肉質で動きやすい服装をしており、武装もしていた。

私と彼女は逃げていた。
どうやらこの世界はゾンビが蔓延しているらしい。数少ない生存者である私たちは、当然の如く狙われている。

操縦する彼女の隣で、私は必死で銃を撃っている。彼女も余裕がある時に銃を撃つ。囲まれたら死ぬので逃げ続ける。

ところで、私たちは飛行物体に乗っていると言ったが、このゾンビたちは空中移動が出来るのだろうか?
そういった疑問を夢の中で抱くことは無かった。

しばらく逃げ続けた。どこまで逃げ続ければ終わりが来るのかは分からなかった。いつしか、もう駄目だ、と諦める空気が私たちの間に流れ始める。
そして、私たちは大声で笑った。


そこで突然シーンが変わる。
物語も完全に変わったようで、私は見知らぬバーにいた。
ごく普通のバーだった。そこが砂漠のど真ん中であることを除けば。

そんなことは意にも介さず、私はウイスキーの水割りを飲んでいた。
どうやらこの店の常連らしかった。

私の隣に座る女性も変わっていた。
どこか中学時代の同級生の面影がある女性だった。
彼女と目が合った瞬間、彼女に「パウンドケーキくらい作れないと駄目だよ」と言われた。
「パウンドケーキが作れないと、誰にも相手されないよ」

そこで私は、ああ、この前貰ったパウンドケーキは彼女が作ったものだったのか、と思った。
抹茶のパウンドケーキだったはずだが、彼女にレシピを尋ねると、リプトンの紅茶を使っているのだと教えられた。

そのうち、若者の男性5~6人くらいの集団がやって来た。
ここで誕生日祝いをするらしい。
真っ白で綺麗なケーキを持ち込みしていた。それは集団のうちの一人が作ったものらしかった。
飲み放題のコースを選んでいたとのことで、大量のハイボールやビール、その他カクテルを注文していた。
ケーキに合うのかな、と思いながら、私は喧騒を背後に聞きつつパウンドケーキの事を考えていた。

アーモンドダイスを入れたいな、と思った。


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