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君を見たのはあの日の球場



オーオーオーオーオオオオー  オーオーオーオーオー  燃え上がれ 燃え上がれ 勝利をつかみとれ



僕は今野球場に来ている


野球部の友人に誘われ、地元である千葉の球団を応援しに来ている


僕自身野球は好きだし、有名な福浦選手のユニフォームだって持っている。


今は荻野選手が一番好きだ。



試合は投手戦となっていて、正直見ていてあまり面白くない。


〇〇:なあ、そろそろ帰らない?


友人:だよなぁ、お互い0点じゃあつまらんもんな


〇〇:最後にラッキー7だけ見て決めるか


友人:だな



7イニング目を迎えた時、チアガールたちが現れ、球場を盛り上げる


その中にいる1人の女の子


その子に目を奪われる○○

○○:可愛い、、、、、///


友人:おい、大丈夫か?


○○:あ、ああ、大丈夫だよ



友人:もしかしてあのチアの中に可愛い子いたか?


〇〇:、、、、、わからなかった


友人にばれたくないと思った〇〇は咄嗟に嘘をつく


〇〇:な、なあ、もう少しだけ見ていかないか?


友人:お、俺は別にいいけどよ笑


〇〇:悪い、ちょっと見たくなったんだ


〇〇は最後まであの子に夢中になっていた


7イニングが終わり、8回に入ろうとしていると


〇〇:よし、帰るか


友人:お、おう、突然だな笑


〇〇:もう見たいもんはないしね、明日も学校だし


友人:そうだった、明日も朝練か、、、


〇〇:どんまい笑僕は部活ないから学校でテスト勉強でもしとくよ


友人:羨ましいぜ笑




翌日の放課後

友人:じゃあな〇〇〜


友人2:また明日ね


〇〇:うん、部活頑張ってね


教室に1人残りテスト勉強を始める〇〇


〇〇:それにしてもあの子可愛かったなぁ


昨日のことを思い出しながらそれをモチベーションにして頑張る


〇〇:また会えないかなぁ?まあいいや、とりあえずやろ


3時間ほどすぎ


〇〇:はぁ〜、疲れた、帰ろっかな


帰る荷物を持ち、校舎を出ようとしたその時


〇〇:ん?こんな時間まで勉強してる人がいる、、、?


同じフロアにまだ電気がついている教室を見つける


〇〇:(ちょっと気になるしな、、、見に行くか)


電気のついた教室に向かうと

そこには昨日球場で見た女の子が踊っていた


〇〇:うわあ!ガタン


驚きのあまり扉に当たって音を立ててしまう〇〇


柚菜:え!誰!


〇〇:あ、ああごめんなさい、覗くつもりはなかったんです、、、


柚菜:そ、そうですか、、、ってもしかして君、昨日球場に来てた人だよね!?


〇〇:え!あ、はい、そうです!


柚菜:だよね!?やっぱりそうだー!

〇〇:な、なんで知ってるんですか、、、?


柚菜:だって同じ学年だし、すごいかっこいい人だ!って見つけたんだ!


〇〇:そ、そうですか///


柚菜:ここで会ったのも何かの縁だし、明日柚菜と一緒に試合見に行こうよ!



急激に話が進んでいくのについていけない〇〇


〇〇:え、ええ?


柚菜:え、だめなの、、、?

〇〇:(こんなに可愛い人と行かない理由なんて無いし、こんな可愛い顔してたら断れないよ、、、///)


〇〇:ぼ、僕でよければ!


柚菜:本当!?じゃあこれ柚菜のラインね!また明日ね!


○○:う、うん!また明日!


思いがけない展開になって理解が追いつかなかったが、明日野球観戦することになった○○


○○:今日寝れるのか?笑




翌日


今日は土曜日ということもあってかなりのファンが詰め掛けている


家に帰ってからもしばらくはやりとりはした


明日は11時集合で、お昼も夜ご飯も一緒に食べることになった


○○:柚菜さんどこかな、、、?


こんなに広い球場で1人を見つけるのは至難の業


適当に歩いていてもなかなかみつからない


○○:座席チケットも柚菜さんだしな、、、もう少し探すか


あれからしばらく歩き回ると


柚菜:あ!いた!おーい○○君ー!

○○:やっと見つかった、、、笑


柚菜:ごめんね?少し寝坊しちゃって


○○:ううん!大丈夫、ほら早く行こ!



2人は合流し座席へと向かう


柚菜:もうすぐ始まるね!


○○:そうだね


柚菜:今日は楽しむぞー!

○○:(やっぱ、可愛いよな、、、)


無邪気で楽しそうにする柚菜にまたひとつ好きになる○○



試合は進みロッテがソフトバンクに3点差で負けている


ふと隣を見ると、一生懸命に応援をする柚菜の姿

柚菜:藤原選手、頑張れー!


○○:(こういうことしても可愛いってずるいよなぁ、、、)



その後


1番の藤原選手が先頭で塁に出て、2番の荻野選手も続き、3番の山口選手も続く


柚菜:わー!打ったよ○○君!


○○:ほんとだ!これこのまま逆転あるよ!


ロッテ自慢の大声援もあってか、1点差まで詰めより、しかも満塁でバッターはポランコ


柚菜:お願いポランコ選手、打って!


すると


カキーン


観客総立ちで打球の行方を追うと



ワアアアアアアアアアア



放たれた打球は柚菜たちの元まで届くグランドスラム


球場が大きく盛り上がる


柚菜:やったよ○○君!


○○:う、うん!やったね!


試合はそのままロッテムードで進み気づけば11対4でロッテの大勝



試合後


柚菜:やったね○○君!勝ったよ!


○○:そうだね!ホームランボールも手に入ったし!


柚菜:今日、楽しかったなー!


○○:僕もだよ!



柚菜:、、、、、柚菜で良かったら、また一緒に行ってくれる?

○○:も、もちろんだよ!///


柚菜:そ、それともう1つあるんだけど、、、


○○:どうしたの?


柚菜:○○君のことが好きなの!だから、付き合って下さい!


○○:(出会ったばっかたけど、一緒にいて楽しかったし、、、答えはひとつだよな)


○○:僕でよければよろしくお願いします!


柚菜:ほ、ほんと!?やったー!ギュッ


○○:もちろん、僕も柚菜さんのこと好きになっちゃったから、、、笑


柚菜:えへへ!柚菜はこれからもずっと好きだからね!








ここまで読んでくださりありがとうございます!
今日のヒロインは誕生日の柚菜ちゃんです!
ロッテに絡めようと思ったのですが、なかなか上手にいかなかったです、、、笑

柚菜ちゃんは4期で歌上手い部類だと思ってるのですがどうでしょうか、、、?

明日は、、、誰でしょう?笑
まだ決めてないので誰かしらで書きます!

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