見出し画像

プレゼンが、雑。

数日前に、職場でパンフレットをもらった。
福岡でモータショーがあるそうだ。
2019年12月20日~23日にあるらしい。
ちびっ子も楽しめそうな、エンジニア体験教室なんて言うのもあるらしい。
行ってみようかなー。

軽い気持ちだった。特段決めてもなかった。行くかもしれないし、行かないかもしれない。忙しい時期なので、行かない可能性の方がより高い気はしている。


その晩、夫婦で設けている”お話の時間”でのことだ。
わが夫が、「相手に伝えようとする工夫とか、相手が聞きたくなる工夫とかって全くしていないよね。プレゼンするときだって、相手に刺さるようにって考えるでしょう。」と宣った。

まぁ、確かに。心当たりはなくはない。結構、雑である。あんまり考えていない。しかし、できないと断言されると対抗心が出るもので、モーターショーにお誘いした。
夫は、車が好きで、ジムカーナに出ているくらいだし、エンジンの載せ替えとか自分でやってたくらいだし、趣味の仲間との交流なども密にやっていたから、きっと刺さるはずだと思ったのだ。

端的にいうと理解不足、リサーチ不足であった。

夫は、MR2が好きであって、車が好きと言うわけではなかった。またさらに、MR2が自分の車であるから好きだという。しかも、公道で走るのは好きではないし、車を走らせるのが好きなのは、サーキットに限ると。

「ちゃんとリサーチできていないし、好きだから行きましょうなんて、雑すぎる」とのお言葉を頂き。むむむ。


そして、本日リベンジ。

いつだったか、VRゴーグルを買ったらと勧めてきたことがある。これは興味があるし、欲しがってる奴やな。うんうん。であれば、モーターショーではプレイステーションVRを使ったでもレースを体験できるらしい。いっちょ買う前に行ってみませんか、試着試用ができちゃいますよっって、ね。
これはいけるはずと思った。

思っただけだった。

VRゴーグルを欲していなかった。
「別に欲しいんじゃないよ。教育業界ではタブレット、ほぼほぼオワコン扱いでしょ?次に来るのは、もうVRだから、体験しておいてもいいのではないですかって言って、おすすめしたでしょう?」と、あなたの文脈から必要そうなものをピックアップしたのであって、私の魂から欲しいという欲求が出ているわけでは決してない、と。

喀血しそうである。

もう二度目だ。もうhpはゼロよと言いたい。

そして、アドバイスを頂いた。イエスを積み重ねていくと、相手は断りにくくなるのだ、と。自分と相手の共通項から話題を持ってくると、「いいえ」と言われにくい、と。

日々精進である。

成長するための某かにに使わせていただきます。