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髪をさっぱりさせ、雑談に花を咲かす

美容室が安定しない。
しょっちゅうコロコロ変えている。
おんなじ所に続けていくということはほぼほぼない。
(1年くらいは同じところに通っていたのだが、そこの担当の美容師さんが辞めてしまった。私も通うのを止めた。)

美容室が苦手だ。

まぁ、あんまり話したくないからだ。プライベートなことをペラペラしゃべるのが嫌だ。仕事の話とか、家庭の話とか、最近の行動の話とか。特に親しくもないのに、間を持たせるためだけに話されるそれらのことが非常に煩わしい。
美容師さんも聞きたいわけでも、興味があるわけでもなかろうて。
尋ねられたら、当たり障りのなく答えますが、本当のところ話さないでいられるならば、話したくない。しかし、「話したくないです」なんて、どストレートにいうわけにもいかない。あいまいに濁して、引きつり笑いでスルーするも、話したくない雰囲気はあまり伝わらない。なんやかんや根掘り葉掘り聞かれる。お仕事とか、家事とか、子育てとかで大変な話とか、愚痴とか別に語りたくないし。美容師さんと話して、ストレス発散するために来てるわけじゃないし。髪がすっきりさっぱりすればいいんです。他には何も求めてないよ。美容師さんは、無言でいるのが嫌なんだろうね。

でも、私。
私は、無言は全く苦にならないのです。
むしろ雑誌をモクモク読んでますから、お気遣いなさらずにいてほしい。
ただね、髪型の話とか、髪質の話とか、頭皮のことはずんずん話したい。専門家のご意見、ぜひ聞きたい。でも、そんな話がつらつら続いたことはない。話すのは、雑談だ。プライベートな話はいらない。
そして、雑談しないところなど、ほぼほぼ無い。必ず仕事の話とか、家庭の話とかをされる。なぜだ。
積極的に話しかけていただける、雑談を。要らない。

そういうわけで、美容室は居心地悪いので転々とすることになる。沈黙を貫かせていただけるところを求めて放浪している。

あー、頑固一徹。髪切り一筋。「私、不器用なんで」みたいな美容師さんいないかな。美容室「禅」的な。腕前は確かで、髪の話にはのってくるけど、それ以外の話題では反応が鈍い。髪には敏感で、髪の状態を見て、「最近食事が不規則ですね?髪に栄養が届いてなくて、根本5mmあたりがところどころ縮れてる部分があります。いいトリートメントがあるんで施術しましょうか。頭皮もところどころ乾燥してるところがあるな…。コンディショナーの代わりにオイルトリートメントに変えませんか?」みたいな。髪の話バッカの髪バカ美容師さん。髪を切っている間は集中しているので、話せませんみたいな。話しかけないでオーラ出してたるするの。

そんな美容室あったら、行く。そこに通う。近所に欲しい。

成長するための某かにに使わせていただきます。