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G7広島サミットと日本酒

G7広島サミットは2023年5月19日〜21日の期間で開催されるフランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7か国及び欧州連合(EU)の首脳が参加して毎年開かれる国際会議です。

日本では過去に6回開催されていて、1979年・1986年・1993年の3回は東京、2000年は九州・沖縄、2008年は洞爺湖(北海道)、そして、2016年に伊勢志摩で行われたのは記憶に新しいですね。

サミットといえば夕食会の乾杯酒に選ばれたお酒が度々話題になりますね。
2008年に開催された洞爺湖サミットで選ばれた乾杯酒は静岡県焼津市に酒蔵がある磯自慢酒造さんの「磯自慢 中取り純米大吟醸35」で、選ばれた磯自慢は一躍人気酒の仲間入りとなり一時期はプレミアが付いてしまうほどで今現在は価格も落ち着いてはいますが、人気なので買いづらくなってしまいました。
(定価で買えるお店も増えていると思いますので無理に転売などで値段が高いところで買わないようにしましょう。)

2016年の伊勢志摩サミットでは初日のワーキングランチの乾杯酒に三重県鈴鹿市にある酒蔵 清水清三郎商店の「作 智(さとり) 純米大吟醸 滴取り」、同日のワーキングディナーの乾杯酒には三重県伊賀市にある太田酒造さんの「半蔵 純米大吟醸」が選ばれ、2日目のワーキングランチの乾杯酒には三重県名張市に酒蔵がある瀧自慢酒造さんの「瀧自慢 純米大吟醸」が選ばれ、いずれも話題になり、やはり一時期は出ればすぐに完売してしまうほど人気になってしまっていましたね。(ちなみに私が働いているところでは定期的に作を取り扱わせていただいています。)

伊勢志摩サミットでは1銘柄だけではなく3つの蔵から乾杯酒を出しているので今回の広島サミットではどこのお酒が選ばれるかとても楽しみですね!
ちなみに広島県にある酒蔵は数が多く32も蔵があります。
広島の酒と聞いて名前がよく上がるのは「雨後の月」「賀茂金秀」「宝剣」「亀齡」あたりでしょうか?個人的には「幻」とか「誠鏡」好きなんですけどね。

ちなみに、どこのお酒が乾杯酒に使われるかなどの情報は出ていませんが広島県酒造組合に加盟する32の蔵元が、G7広島サミットの成功と核兵器のない世界の実現を応援するため、G7広島サミット開催記念統一ラベルを貼った商品を販売するとのことです。

広島のお酒はどこも美味しいので是非この機会に興味を持ったら買ってみてはどうでしょうか?



サミットに直接関係するかはわかりませんが、海外の報道関係者らの取材拠点となる「国際メディアセンター」で、福島県の奥の松酒造と大七酒造のお酒が提供されるとのことです。

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