女性に、かっこいいと言われた

学生時代はおてんば、いじられキャラの立ち位置で容姿を褒められことはほとんど無く、自分でも自分の容姿をかっこいい部類として認識してはこなかった。

社会人になって数年、とくにこの1年くらいは、自分の好きなものにお金をかけられるようになったこと、人間としての経験値が増したことへの自信、恋愛の一通りをある程度経験できたことへの自信、自分の魅せ方が少し分かってきたことなど、それぞれ相まって学生時代より自分がかっこいい部類に近づけていると思える瞬間が増えてきている。

そしてそれと同時に、人から容姿を褒められることも増えた。それが自信に繋がって、より堂々とふるまえているという側面もあると思う。

つまり、端的に言えば最近モテている(同性に)。

ただ今日書きたかったメインはそこじゃない。
男性に褒められるのと、女性に褒められるのは自分の中で違った意味を持っているんだな、と発見があったことを記録したくてこの投稿を書いている。

というのは、先日友人とその友達(俺からしたら知人)に久しぶりに会った。どちらも2つ年上の女性。その人達に、かっこいい、オーラある、フェロモン出てる、と褒め言葉を言ってもらったのだが、その時いつもとは違う高揚感があった。

違いの理由を考えた。
自分が思うにそれは、女性からかっこいいと思われることは、ノンケの世界、相対的に数の多い一般的とされている世界の価値感覚において自分が通用すると肯定された気になれた、からいつもとは違った嬉しさがあったのかなと。
(だからといって、ノンケに憧れの気持ちは今は一切ないし、自分がゲイであることをきちんと受け入れられているから、それで自分のセクシャリティが揺らぐとかは全然ないのだけど)

伝わりずらい感覚だとは思うし、上手く言葉にできている自信は全然ないけど、今はこうとした表現できない。
とにかく、男性から言われる時には感じ得ない嬉しさがそこにはあった、ということ。

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