いま、SNSによる投資家詐欺広告がネットを賑わせている。

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facebookkやInstagramなどのSNSに掲載される投資家の詐欺広告を見て、1件につき1億3,000万円や1億7,000万円もお金をだまし取られる事件が起きている。

警視庁の調べによると月次の被害額は50億円。

毎月どこかの都道府県でSNSの詐欺広告を見て年間277億円（令和5年度）ものお金が騙され、奪われている（*出典1）。

しかも毎月その被害額が増えている。

これらのSNSで表示される画像は肖像権を無視した生成AIによる詐欺広告が主流である。

私たちは、実際にその詐欺広告を見て、嘘を見抜く目を養っていく必要がある。

そう思ったので、実際に詐欺で使われた画像をキャプチャしてきた。

どうぞ御覧ください。

これが月次で50億円ずつ日本人が騙された、生成AIによる詐欺画像です。

■SNSの詐欺広告

1つ目の前澤社長の詐欺広告は実にわかりやすい。

生成AIで書いてるからフォントがぐちゃぐちゃだし、5秒で結果が出る投資手法なんてこの世に存在しない。

2つ目の画像、毎日80万円を獲得できるなら4日で320万円なのに、なぜか+130万円と書かれていて、このAIは算数すらできていないし、実にパターン認証技術で作られたAIらしい画像である。

アルゴリズムが存在していない。

これで騙されるのはどうなの？

と少し思う。

3つ目の画像、元経済産業省官僚で慶應義塾大学教授の岸博幸さんの生成AI詐欺画像は、少しわかりにくい。

しかしお年寄りに訴求するため最初病気の話をしているのに、途中からなぜか文脈を無視して投資の話に切り替わり、「トッププロ投資家」などという投資の世界に存在しない語彙を生成してみたり、プロ投資家を招く講座がなぜか無料だったり、サブスクリプション・モデルとは日本語で月額料金定額モデルのことなのに、月々無料とすでに日本語がおかしかったり、瑕疵がたくさんある。

それ以前に、画像が生成AIで作られているため、拡大すると色々おかしなことがすぐにバレる。

このように。

■3枚目の詐欺広告の拡大画像

なんか真ん中のやべえ顔した生成AIで生成したため本来この世に存在しない、おっさんの左手親指がもぎ取れてるんですけどw。

画像生成系AIが一番苦手としているのは人間の指。

指の作りが既におかしい。

AIの技術じゃまだ作れない。

あと、このヤバい顔自体が既におかしい。

というわけで、日本語が小4レベルでクオリティが低すぎること、続きはLINEでと言った時点で既に詐欺であること、さらに存在しない人間の存在しないヘンテコな親指があること。

岸博幸さんが知らない人と突然LINEで連絡を取るなんてありえない。

岸田文雄総理が突然LINEで連絡を取りましょう！とか、言ってきたら詐欺って分かるでしょ。

それと同じ。

気づけ。

サブスクリプションモデルの意味が既に間違っている。

月々定額モデルなのに無料とか明らかにおかしい。

それ以前に、運用実績が優れた個人及び証券会社は一切の広告を打っていないこと、打つと損する、特に個人は。自分が買う前、またはナンピン買いする前に、推奨銘柄言ってしまい株価が上がってしまったら買い遅れて大損、逆説すればインターネットにある投資広告は100%期待値1を下回るか全て詐欺のどちらかなので、損をするのは確定事項であり（広告宣伝費を回収しなければいけない）、詐欺でなくても手数料収入を掠め取るケースが一番多い、広告を見た時点で既に損失であること。

自分の場合インターネット歴26年だが、ここ26年間詐欺も含めたインターネット広告を見たことが一度もないこと。

このようにキャプチャされたものしか存在を知らない。

あと、忘れがちだが、広告収益で事業を営んでいるGoogleが開発したインターネット閲覧ソフトChromeや、広告を投稿しているMicrosoft社のインターネット閲覧ソフトEdgeを使うということは、彼らは詐欺を含んだ広告を表示させなければ売上を得られず業績が悪化するわけだから詐欺も含めた広告を何としてでもブラウザーに表示させなければならないインセンティブ（動機）があるため、そのようなブラウザー（インターネット閲覧ソフト）を使ったことが一度もないこと。

さらに言えば、続きはLINEでとか言って詐欺サイトに私の最強最悪、彼ら詐欺師にとっては最悪のブラウザーであるFirefoxでわざと詐欺サイトまで行くと、そもそも表示させてくれない。

■Firefoxで投資詐欺サイトへ行ったときに表示されるページ

人類最強ブラウザーであるFirefoxだと詐欺サイトにすら行かせてもらえない。

この潜在的セキュリティの脅威の原因はSSL通信の認証切れであり、認証局に金を払ってないことなのだが、詐欺がバレたらサイトを直ぐクローズさせるためWebサイトを安く作ってる、そのようなことも詐欺師は理解せず、インターネット・リデラシーの浅い人間が詐欺を行っていることが窺える。

情弱情弱ゥウウウウーー！！

日本の詐欺師はレベルが低い。

すごく。

ここ10年のURL（インターネット上の住所）は、httpsから始まるのだがhttps通信は、たとえばnoteのURLはhttps://note.com/であるため、httpsプロトコル通信を使ったWebサイトであることが分かる。

プロトコルとは言語のコネクタのこと。

相手がフランス語ならこっちもフランス語（プロトコル）でないとパソコン同士が繋がらない。

Webサーバー、ホームページのデータが入っているパソコンのこと。また、パソコンに指示を出したりパソコンを管理するパソコンのことをサーバーと呼ぶ、と繋がるためには、それと同じ言語（プロトコル）が必要だということ。

https通信を使ったWebサイトは、この記事のページもそうだけど、すべて暗号化されている。

認証局に金を払ってhttps通信にしていれば、すべて暗号化されたページを閲覧できる。

たとえば、noteで有料記事をあなたが1本買ったとしてもhttps通信だからその情報は暗号化されており、誰にも知られることはない。

認証切れのサイトの場合、そのWebページでパスワードや暗証番号やクレジェットカード番号を入力すると、そのデータがすべて盗み見され、奪い取られるリスクが発生する。

誰かツールを使って見ている人がいればね。

Firefoxがセキュリティエラー起こしたのはそのため。

このサイトだと個人情報取られますよ？という警告エラーなわけで。

ていうか、90年代はhttps通信なかったし。

全部http通信だったし。

もっとヤバいサイトばっかだったし。

いまは結構平和。

それ以前にFirefoxだと詐欺サイトにすら行けない。

行きたいのにかなC。

P．S．1

実際の富裕層がやってる投資についてはこちらからどうぞ。

一切の広告を表示させない（顧客資産を増やすのに忙しいから広告なんて打たない、優良企業は大体これ）、優良証券会社一覧はこちらからどうぞ。

私は一応元証券会社社員ですからね。

あと、一つ言っておきますが、証券会社社員で投資とかしていた人は誰一人いませんでした。

日本人は投資に向いてません。

日経平均株価が4万円越してから投資とか、時既に遅しです。

手遅れ。

日本人は貯蓄に向いてます。

暴落を待ちましょう。

P．S．2

投資家詐欺に引っかかるのはほとんどが70代以上のお年寄りです。

あいつら馬鹿だーとか、詐欺に引っかかる奴なんてほとんどいないじゃん。

とかいう人、インセンティブが間違っています。

お年寄りに失礼です。

ゲームのルールが違います。

彼らは10,000人に一人騙せればいいんです。

投資家詐欺の被害は1件あたり1千万円を越えています。

新聞だと1億3,000万円の人と1億7,000万円被害に遭った人がインタビューなされています。

生成AIで作られた詐欺広告が100万回表示されて0.01%が詐欺に引っかかって1人あたり1,000万円ずつ騙し取られたとすると

• 1,000,000×0.0001×10,000,000=10億円

投資詐欺広告1発で億り人。

騙される人間は1万人に一人でいーんです。

それで億り人確定なのだから。

このゲームを理解しなければいけません。

騙される人が悪いんではなく、騙す人が悪いんです。

（おしまい）