23歳の夏、 フランスで 無職になりました⑩


ここまで俺たちはやって来てあげたんだぞ!!
仕事で返してから、辞めろ!!!

辞めさせてくれない、、、、、、

何を言っても言いくるめられてしまう、、、。

 

 

あるとき、知り合いの日本人の方と繋がることができた。

 

「今の職場がこういう感じなんです。」

「どうしたら、いいですか、、、、、」

 

すぐ辞めた方がいい。

夜逃げよ!!!!

(え、、、、、!?夜逃げ!!!?)


いやでも、そんな形で辞めるのは、、、

 

何言ってんの!!フランスの法律では大丈夫よ!!!すぐそこから出てきなさい!!

 

(まじか、、、、、、、)

 

フランスのことは何も知らない。でも、この職場にいることも限界だ。


夜逃げ、、、、、
やるしかないっっっっ!!!!


(※後に、やっぱり駄目だと言うことがわかったのでマネしないでください)



次の日がちょうど仕事が休み。

 

明日実行よ!!

(おふっっっ!!!!?明日!!!?)



 

わかりました!!(もう半分ヤケクソ)



 朝6時

私の部屋は2階

スーツケースは地下一階

 

大家さんと同僚にばれないよう、そっとスーツをあげる。。。。



どきどき。バクバク。



 ばれたら、一貫の終わりだ。

心臓に悪い、、、、、

 荷物を積める。



コンコンっ。


 
!!!!!!?



 
同僚「昨日言ってた、マンガもらってもいい?」

「ああ。。。。(ビックリさせないでくれ、、、)どうぞどうぞ。」

同僚「んっ?どっか旅行でもいくの?」

「あーーーー。ちょっとスーツに取りたい物があって、あげたんです。」


(苦しすぎる言い訳)


同僚「ふーーん。そうなんだ。マンガありがとうね!じゃあまた明日!」

 

 怖すぎる、、、、、、、



荷物をまた詰めだす。


コンコン。

 

!!!!!!?

次はなんやっ!!!?


 

大家さん 「電話よ」

(え、、、、、!?誰から!!!?)

 恐る恐るでると、、、、シェフの声が、、、、、



 

「今何やっとんだ。お前今、荷物詰めてるんだろ。逃げるつもりなのか?」

 

(え、、、、、?)



 

なんで?なんで、ばれた?

えっ?こわすぎる。え?どうしよう。

 

シェフ「今からそっち行く。待っとけ」




 

むりむりむりむりむりーーーーー!!!!

やばい。こわい。やばいってまじで!!

私の人生おわた。

 

 

ぶーーーーーーーーーーん。

車の音がだんだんと近づいてくる、、、、、、

 

 

ピンポ―ン。

インターホンが鳴り響く。

 

シェフがきたっっっ!!!!!

絶体絶命!!!?私どうするッ泣!!?

(続く、、)


 

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