SYSLOVBOOKS(シスロフブックス)

図書館司書の仕事を辞めて、チェコで買い付けた本や雑貨を売るウェブストアを立ち上げました…

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図書館司書の仕事を辞めて、チェコで買い付けた本や雑貨を売るウェブストアを立ち上げました。 日記に載せきれない写真はInstagramで。 https://www.instagram.com/syslovbooks/

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    『Nase stavebni pamatky』チェコの建築と記念碑 Eva Smrcinova 絵 1975年

    作者: Eva Smrčinová 絵 Jaroslav Herout 文出版:Albatros 1975年形態:10×14.5cm ハードカバー チェコ語 508pチェコ・プラハは街全体が世界遺産に指定されていますが、一つ一つの建物を見るといろいろな様式が混在しています。ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココ、アールヌーボー、近代建築…私も聞いたことはあるけれど具体的にはよく分からないというのが本音。この本は子どもに向けてそれぞれの建築の特徴をわかりやすく説明しています。とは言え、チェコ語で書かれているのでこの本を読もうと思っても詳しくは分かりません。建築に少しでも興味のある人、ヨーロッパの古い街並みが好きな人は、パラパラ眺めるだけでかなり楽しめます。また、巻末に目次があるので、それを見ればゴシック様式の部分、ルネサンス様式の部分などが区切られているので、それぞれの特徴も分かります。でも、様式など難しいことは置いておいて、こんなドアや窓があるんだ、こんな彫刻が建物にくっついているんだ、とイラストをじっくり見るのも楽しい本です。全体的に状態は良いのですが、背の下部分に少し傷みがあります。また表題紙の次の見開きに紙が貼ってあったり、それがくっついていたのを剥がした跡があります。それぞれ写真でご確認ください。その他、経年による多少の擦れ、汚れ、折れ、ヤケ、破れ、シミなどがありますが、50年ほど前の本ですので、そこも含めてお楽しみください。状態が気になる方は、購入前にお気軽にお問い合わせください。
    ¥3,200
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    スミレの刺繍 ヴィンテージクロス

    サイズ:78×78cmチェコ・プラハで見つけた、スミレの刺繍がほどこされた正方形のヴィンテージクロスです。細かいスミレの花などが丁寧に刺繍されています。窓や棚に掛けて使ったり、細長いテーブルの真ん中に掛けて使ってもすてきです。状態はかなり良いのですがうっすらとした汚れがいくつか見られます。写真でご確認ください。古いものですので、その辺りも含めてお楽しみいただければ。状態が気になる方はご購入前に、お気軽にお問い合わせください。
    ¥5,200
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    デリバリーパック(伝票袋)

    サイズ:23.5×13cm チェコ・パルドゥビツェの文房具屋で見つけた、伝票などを入れて段ボールに貼り付ける袋。模様も文字も何も入っていない、何の変哲もないデリバリーパックです。白い剥離紙を剥がすと全部が透明になります。サイズはA4サイズの紙を三つ折りにして入る大きさです。剥離紙の隙間から糊部分が少し出ていて、剥離紙を剥がしていないのに少しペタペタします。ものによってはシワがあったり、焼けがあったり、少し折れていたりするものもありますが、文房具屋でどさっと置いてあったものなので、その辺りも含めてお楽しみください。
    ¥150
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    『Nase stavebni pamatky』チェコの建築と記念碑 Eva Smrcinova 絵 1975年

    作者: Eva Smrčinová 絵 Jaroslav Herout 文出版:Albatros 1975年形態:10×14.5cm ハードカバー チェコ語 508pチェコ・プラハは街全体が世界遺産に指定されていますが、一つ一つの建物を見るといろいろな様式が混在しています。ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココ、アールヌーボー、近代建築…私も聞いたことはあるけれど具体的にはよく分からないというのが本音。この本は子どもに向けてそれぞれの建築の特徴をわかりやすく説明しています。とは言え、チェコ語で書かれているのでこの本を読もうと思っても詳しくは分かりません。建築に少しでも興味のある人、ヨーロッパの古い街並みが好きな人は、パラパラ眺めるだけでかなり楽しめます。また、巻末に目次があるので、それを見ればゴシック様式の部分、ルネサンス様式の部分などが区切られているので、それぞれの特徴も分かります。でも、様式など難しいことは置いておいて、こんなドアや窓があるんだ、こんな彫刻が建物にくっついているんだ、とイラストをじっくり見るのも楽しい本です。全体的に状態は良いのですが、背の下部分に少し傷みがあります。また表題紙の次の見開きに紙が貼ってあったり、それがくっついていたのを剥がした跡があります。それぞれ写真でご確認ください。その他、経年による多少の擦れ、汚れ、折れ、ヤケ、破れ、シミなどがありますが、50年ほど前の本ですので、そこも含めてお楽しみください。状態が気になる方は、購入前にお気軽にお問い合わせください。
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    スミレの刺繍 ヴィンテージクロス

    サイズ:78×78cmチェコ・プラハで見つけた、スミレの刺繍がほどこされた正方形のヴィンテージクロスです。細かいスミレの花などが丁寧に刺繍されています。窓や棚に掛けて使ったり、細長いテーブルの真ん中に掛けて使ってもすてきです。状態はかなり良いのですがうっすらとした汚れがいくつか見られます。写真でご確認ください。古いものですので、その辺りも含めてお楽しみいただければ。状態が気になる方はご購入前に、お気軽にお問い合わせください。
    ¥5,200
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    デリバリーパック(伝票袋)

    サイズ:23.5×13cm チェコ・パルドゥビツェの文房具屋で見つけた、伝票などを入れて段ボールに貼り付ける袋。模様も文字も何も入っていない、何の変哲もないデリバリーパックです。白い剥離紙を剥がすと全部が透明になります。サイズはA4サイズの紙を三つ折りにして入る大きさです。剥離紙の隙間から糊部分が少し出ていて、剥離紙を剥がしていないのに少しペタペタします。ものによってはシワがあったり、焼けがあったり、少し折れていたりするものもありますが、文房具屋でどさっと置いてあったものなので、その辺りも含めてお楽しみください。
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チェコ買い付け日記2023㉑最終回 「プラハの動物園」

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    • チェコ買い付け日記2023⑳ 「古本屋を巡る」

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          ヨゼフ・ラダはOlšany Cemeteryという、プラハの中心部から少し東に行ったところにある広大な墓地に埋葬されていました。 つい3日前にここから徒歩1分の古本屋へ来ています。なんなら前回の買い付けでも。 墓地はかなり交通量の多い、トラムも走る道路に面していて、近くにショッピングセンターもあるような賑やかな場所ですが、一歩中へ入るとほとんど人がおらず、とても静かです。墓地を囲む塀の外から見ると、墓地というよりも鬱蒼とした森のよう。 入り口の門を入ってすぐのところにMĚS

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        • チェコ買い付け日記2023
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          29本

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          チェコ買い付け日記2023⑰「ヴィシェフラド城と墓参り」

          Martinさん、Viktorさんと別れてからもう少しヴィシェフラド城を散策します。この日もとても暑く、涼しい日陰を探して歩きます。 教会の鐘の音が鳴り始め、その音を追っていくと墓地に出ました。 墓地を取り囲む回廊が美しく、天井の絵に見惚れます。日本で思う墓地や死の概念が違うのだろうなと思います。 あっさりと見て入ってきた入り口と違うところから墓地を出ようとすると、案内板が立っていました。どうやら有名な人が多数眠っている場所だったよう。どれどれと見ていると、なんとカレル・チ

          チェコ買い付け日記2023⑰「ヴィシェフラド城と墓参り」

          チェコ買い付け日記2023⑯「ヴィシェフラド城とアレナ・ラドヴァー」

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          チェコ買い付け日記2023⑫「カフェサヴォイで朝食を」

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          チェコ買い付け日記2023⑪「世界一美しい図書館」

          チェコ買い付け日記2023⑩「プラハ城に行ってみたけれど」

          プラハといえばプラハ城、かどうかは分かりませんが、メインの観光スポットであることは間違いありません。 チェコの本や雑貨を売り、こうしてチェコにまつわる日記を書いているのに、実は私はプラハ城に行ったことがないのでした。 この旅では、今回こそは、と思っていました。 土曜日。蚤の市に行ったあと、荷物もそんなに重くなかったのでプラハ城に行くことにしました。 お城の東側の麓でトラムを降りて坂を登っていきます。レストランや土産物屋が並ぶ賑やかな場所で、トラムの停留所はその中の広場にあり

          チェコ買い付け日記2023⑩「プラハ城に行ってみたけれど」

          チェコ買い付け日記2023⑨「蚤の市と街の造り」

          週末は蚤の市です。 土曜と日曜は飲食店以外のほとんどの店が閉まっているのですが、その代わりに蚤の市が開かれています。 プラハではU Elektryで毎週土日に開かれる大きな蚤の市が有名です。 ここでは入場料が必要。去年は20czkだったのですが今年はなんと50czkに値上がりしていました。円のレートも変わっているので、去年は100円余りで入れたのが今年は320円ほど。もちろんそれでも安いのですが、蚤の市に限らず全てのものが去年より少しずつ値上がりしていて、中にはこの入場料の

          チェコ買い付け日記2023⑨「蚤の市と街の造り」

          チェコ買い付け日記2023⑧「プラハの宿とその街とスーパーマーケット」

          プラハにやってきました。ブルノでは短く詰め込みすぎた日程でしたが、ここから10日間は比較的ゆったりした日程を組んでいます。 泊まるのはやはりホテルではなく普通のアパート。中心部からトラムで20分くらいです。 のんびりした住宅街というわけではなく、あまり裕福な人が住む場所ではなさそうですが、特に治安が悪いというわけでもなく、至って普通の街です。 ただ、あまり外国人観光客が来るような街ではないので、特に年配の人にはじろじろ見られることが多いような気がしました。 ブルノもそうで

          チェコ買い付け日記2023⑧「プラハの宿とその街とスーパーマーケット」

          チェコ買い付け日記2023⑦「チーズビルでの出来事」

          ブルノ中央駅の横にある郵便局へ行くと、入り口に貼り紙がしてありました。どうやら「移転しました」という貼り紙のよう。地図も書いてあります。 プラハに移動する前に、買ったものを一度日本に送るための段ボールを買いたくて郵便局に来ました。 日本のようにスーパーでもらえるかもしれないけれど、チェコの郵便局の段ボールはデザインがかわいくてテンションが上がります。 移転先の地図を見ながら、ここが現在地で…?とキョロキョロしていました。こういう時にも方向音痴が顔を出します。 私の前にその

          チェコ買い付け日記2023⑦「チーズビルでの出来事」

          チェコ買い付け日記2023⑥「オストラバにて」

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          チェコ買い付け日記2023⑥「オストラバにて」