『学習する組織』の解説note

『学習する組織』の内容について、できる限り専門用語を使わずにわかりやすい表現で解説して…

『学習する組織』の解説note

『学習する組織』の内容について、できる限り専門用語を使わずにわかりやすい表現で解説しています。記事の内容は、システム思考教育家である福谷彰鴻がワークショップで語った内容を元にして作成しています。福谷彰鴻のnoteはこちら👉https://note.com/akiakiaki

最近の記事

『学習する学校』は、どのようにして出版されたのか

『学習する組織』には、3冊の「フィールドブック」があります。 フィールドブックとは、『学習する組織』の実践に現場(フィールド)で取り組む人のために書かれた、演習やツール、そしてさまざまな組織やネットワークでの取り組み事例を集めたものです。 先に発売された2冊は日本では廃版となっていますが、残る1冊『学習する学校』は、英治出版から発売されています。教育に関わるすべての人のために書かれた本です。 参照:フィールドブック 学習する組織「5つの能力」、フィールドブック 学習する

    • リーダーシップの定義とは?|『学習する組織』を分かりやすく解説

      組織の中にいて、「あの人がリーダーなんだから、あの人が決めるべきだ」と思った経験はありませんか? 「トップが意思決定しなければ、私は動けない!」と思いながら仕事をした経験がある方も多いのではないでしょうか。 私たちは、組織や社会の変化を語るとき、英雄のような個人に焦点を当てます。変化はトップから起きるものだと考えています。 しかし、変化していく組織があるとき、そこに影響を与えているのは、実は職位や権限を持つ立場にいるリーダーだけではありません。 学習する組織において、

      • 「学習」とは?|『学習する組織』をわかりやすく解説

        「学習」という言葉を聞くと、どのようなイメージを持ちますか。暗記することや正解を探すこと、先生の話を聞くことを想像する方は多いのではないでしょうか。 実は『学習する組織』では、これらのイメージとは大きく違う捉え方をしています。「学習」とは、一体どのような意味なのでしょうか。 この記事では、私たちが「学習」する場面を例に挙げながら、『学習する組織』の著者であるピーター・センゲ氏が説明する「学習」の意味をご紹介していきます。 学習は、私たちの望みから起こる2本の足で立って歩

        • 初めての方へ|『学習する組織』の解説noteについて

          はじめまして。 『学習する組織』の解説noteへご訪問いただき、ありがとうございます。 このnoteでは、ピーター・センゲ氏の著書である『学習する組織』の内容についての解説を配信しています。 ▽ 配信している理由 『学習する組織』の著者であるピーター・センゲ氏の元で10年間学んできた福谷彰鴻(ふくたに あきひろ)は、そのアイデアをビジネスパーソンや教育者に向けて紹介するワークショップを開催しています。 ワークショップに参加してくださる方はもちろん、より多くの方に『学

        『学習する学校』は、どのようにして出版されたのか