東豊著『マンガでわかる家族療法2 大人のカウンセリング編』を読んで

はじめに


波長合わせjoining
巻き込まれinvolvement
意味づけ(レッテル貼り・ラベリング)
仮説の作り方と介入計画
悪魔の契約
苦行療法ordeal therapy
認識されやすくなる(目につく) 
一番に見立てるべきはセラピスト自身の頭の中
利用法utilization(症状、行動、ルール、癖、嗜好、価値観や考え方など)
都合のよいように現実を切り取る
問題持続システムの一部としての枠組み(対象者・関係者の思い)
真の原因や本当の問題は関係ない
家族への新しい認識の提供(リフレーミングreframing)
現象理解の一つの視点でしかない
仮説は介入計画を規定する
課題の元ネタは家族の中にあったもの
三角関係化triangulation
逆説的処方(誰かの問題や症状が家族の役に立っている)
現在の家族のコミュニケーションのルールに乗る
治療的二重拘束therapeutic double bind(どちらに転んでも治療的である)
アンバランシングunbalancing
悪魔の契約再び(「セラピストに従っても従わなくて、どちらでもよい課題」と「必ず実行してもらう課題」)
鳴門のうずしお
自分の体験からの学びを大切にする
人間万事塞翁が馬
取り越し苦労より、今目の前にあること
家族システムのありようと治療システムのありよう
家族(治療システムも)は外部から切り離されて存在している訳ではない
セラピストである自分自身と家族の関係性
「家族システム」を観察すると同時に「治療システム」を観察する複眼的観察
複眼的観察力と臨機応変な立ち居ふるまい
スーパーヴァイザーの指導を受け続ける
相手が使う言葉を使うこと

①対象者(クライエント、あるいは家族や関係者)の「関心事」「価値観」「信念」「ルール」などに無頓着になること(何かの狙いがあって、わざと無頓着になる時は別)。

②対象者のペースを守らないこと(何かの狙いがあって、わざとペースを守らない時は別)。

③対象者のできないことを要求すること(何かの狙いがあって、わざとできそうもないことを要求する時は別)。

④対象者の反応を読み間違えること(何かの狙いがあって、わざと読み間違える時は別)。

⑤うまく進まない時に対象者の責任にしてしまうこと(何かの狙いがあってわざと誰かの責任にする時は別)。

⑥目の前で起きていることがすべてセラピストである自分の責任であると思えなくなること。

⑦対象者のことを「問題のある人物」「問題のある家族関係」などと本気で信じてしまうこと。その証拠を探そうとすること。

⑧腕のよいセラピストとして人に褒められたくなること。

⑨同僚や同業者の評価に過敏になること。

⑩自分は失敗するのではないかとビクビクすること。「失敗するに違いない」「私は下手くそだ」などといった想念に囚われていること。

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