見出し画像

格闘技の勧め~いじめに克服への道その4〜

空手人生が始まった私ですが、15歳から始まり現在に至るわけですが、本気でやったのは5年〜6年間だけなのです。

最初はひたすら基本練習をみっちりと行い、スパーリングなんかは1年はさせてもらえませんでした。

今みたく、優しくしましょーねー。
ライトスパーですよー
なんて無かった感じがします。
常にガチ。

たまにブチギレてる人もいた気がします。

さて、そんな中、今でも付き合いのある大先輩に初対面となるわけですが、私が教えて頂いていた先生は割と小柄で165cmの60キロくらいの感じだったと思います。

そんな中、「オッス!」とかなりの大男が道場にやって参りました。

今まで見たことないような大きな体格。
180cm超えの90キロあろうか。

こぇ〜。
これが正直な感覚でした。

たまに指導頂いたのですが、いつもの先生とはまるで違う。
強引豪快のハチャメチャな先輩なわけで、合ってるのか合ってないのかわからんような指導でした。

そんな先輩が私の人生に相当な影響を与えてくれるのです。
その話はまた別途書きます。

さて、そうこうしている内に高校へ進学するわけですが、
自慢じゃないけど県で1位か2位のバカ高校へ進学するわけです。
共学だけど男しかいない工業高校への進学であります。

希望したのではないです。そこしか行けなかったです。
まさに漫画の世界です。
この平成の世に漫画のようなヤンキーがいるのです。
信じられませんでした。
短ランというのですか?短い学ランにボンタン?ドカン?
愛読書はチャンプロードというようなヤンキーか親が工場で次期社長の息子しかいないわけで。

私はだいぶ場違いな感じで入学しました。
私の出身中学からは3名しかいない、恐怖の高校生活がはじまるわけです。

入学式当日、いきなりヤンキー対ヤンキーの喧嘩が勃発しました。
そして喧嘩が絶えない学校でした。
先生との喧嘩も毎日起こりました。

ここでようやく私の格闘技人生の中で最も助かったのは、
私が高校生ながら体格が良くなっており、ヤンキーに格闘技をやっているのか聞かれた際に、極真空手を習っている旨を言いました。
無論キャリア1年でスパー経験なしの私なんぞ、やってないに等しいわけで。

だが反応は違いました。
一気に噂は広がり、アイツはヤバいから喧嘩売らない方が良いと勝手に課題解釈をしてくれて、もっぱら喧嘩まみれの学校ではありましたが、
私は1度の喧嘩をしませんでした。
この件は、とてもとても助かったわけで、この「格闘技の勧め」を書いてパート4にして初めて勧めを書くわけです。

格闘技をやっているだけで、みんなに一目置かれる。
それが強かろうが弱かろうが関係ないわけで。
無論「白帯」の私がヤンキーと戦ったら負けるわけですが、本当に良かった!!

こうして私の高校生活がスタートするわけです。
本日はここまでとさせて頂きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?