スタメン

【マッチレビュー】日本代表対キルギス代表

今回は先週にあった国際親善試合の日本対キルギスを、ポイントを絞って短めに振り返ります。
というのも、書くことが殆どないというか。。(笑)
折角試合も見たのであっさり目に振り返ってみようと思います。

●スタメン

その前に行われたベネズエラ戦のスタメンからは全員代わりましたね。
テストマッチですので、多くの選手を試していただきたいですし、何より守田をスタメンで使ってくれてありがとうって感じです。
日本は2トップというよりは、北川をトップ下にした4-2-3-1だったかと思います。

●キルギスの可変システム

可変システムってほどのものではないんですが、キルギスはボール非保持には5-4-1に変化して対応します。
前から積極的に来ることもあり、強度高いのかな?というのが試合開始すぐに感じたことです。
いきなり山中の先制点が入ったこともあってか、ちょっと落ち着いてしまいましたが。。

組み合わせるとこんな感じ。日本が押し込む状態が長かったですね。

●先制点のシーン

ちょっと話を戻して先制点のシーンを振り返ります。
先制点の山中のシュートというよりはエリアに侵入するまでの流れを。
このシーンはCB三浦から始まってエリアに一気に侵入することになったのですが、キルギスはだいぶ前掛かりに圧力をかけてきており、どこのエリアでも数的同数が作れる状態でした。マンマーク気味だったのかもしれないですね。
三浦→伊東→北川と繋いで北川が前を向いて3対3の状況を作っていました。
前に出たところを一気にエリアまで持っていかれてしまったので、キルギスも引いてしまいますね。。

●3点目のシーン

話は一気に飛んで後半の日本3点目のシーンを。
これは柴崎の山中へのスルーパスをカットされて、守田がこぼれ球をダイレクトで北川に入れて大迫のゴールとなりました。
戸田さんが解説でポジションバランスが良かったと言っていましたが、相手のライン間に前線が入り込み、各レーンにも配置が出来ている状態でした。
山中が裏に走ったことで、同サイドの原口が少し引いたポジションにいましたので、キルギスCHもDFライン近くにポジションを取ることがありませんでした。その分、守田が縦パスをスムーズに入れられる余裕を持てたのかなと思います。

早くもまとめに入りますが、アジアカップ前のテストマッチということで、これくらいの相手になってしまうのかなといったところが率直な感想でした。
2点目が入って以降は引いた相手を崩せずに苦しみましたが、後半のメンバーチェンジから流れも変わりましたし、短い時間でしたがチャンスも多かったように感じます。
多くの人が言っているように、後半に前線4人が入れ替わってからレベルが1段上がったような印象を自分も持ちました。
格差が出始めているようにも思いますが、短い時間で試合を繰り返しながらやっていっているので、現状は必要最低限の約束事でやっている気がします。そうなると、選手個々の理解度とか近い目線でやれている選手同士の組み合わせによる力が差になって表れているんじゃないかと。
この辺はアジアカップ前の合宿と試合を重ねていくことで、戦術をチーム全体に落としていって、出場選手による差というものが詰まっていってくれるんじゃないかなーと。

今回は非常にあっさりでしたが以上で終わります。
それでは。

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