あなたは何に感謝しますか?
今日は『勤労感謝の日』
この名称になったのは
昭和23(1948)年からのこと
それ以前は『新嘗祭』と
呼ばれていました。
日本書紀に登場するほど古くから行われてきた宮中の祭祀で、現在でも宮中はもちろん、全国各地の神社で行われています。
勤労感謝の日とは、働く人に感謝する日ではありません。
そもそも昔の人は、まさに生きるために稲作という勤労を行っていました。
とは言え、がんばって働いても確実にお米を収穫できるとは限りません。
天候や稲の病気など、自分たちではコントロールできない自然。
もしお米が収穫できなければ、自分たちの命は翌年まで繋げないかもしれない。
そんな不安の中で無事に収穫できたお米と、その結果をもたらしてくれた自然の恵み(神様)に感謝を届ける。
つまり勤労感謝の日とは、
勤労者自身が、自らの営みによって得られる恵みに感謝を届ける日
ということです。
これは何も労働に限った話ではありません。
あなたは自分自身の働きや役割において、どんな恵みを受け取れていますか?
たくさんのお金を稼ぐことができた人もいるでしょう。
仲間や家族の笑顔、絆など、目に見えないものもありますよね。
確実に言えることは、
多くのことに感謝できる人は、それだけたくさんの恵みを受け取ることができている
ということです。
勤労感謝の日とは、一年の中で最後の祝日でもありますから、ぜひ今年の自分の働きを振り返られてはいかがでしょうか?
そして来年のあなたは、どんな恵みを受け取りたいですか?
こんな事を考えるタイミングにしてもいいかもしれませんね。
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