日々の写真を綴る
最近noteをはじめた山仲間のSAYAKA氏の最初の記事の、最初の一文。そりゃそうだ、SNSの世界では誰もが「あなた、誰。」で事が進んでゆく。
ご本人は天才と天然の間を生きる属性なので言葉に何の疑問は無いのでしょうが、ある意味で世界の真理すぎて驚いたので冒頭に書きました。
こんにちは。
Syuheiinoueです。
その名の通り「あなた、誰。」です。
タイトルの回収に入ります。
写真を撮るとき、目の前で何かが巻き起こる瞬間、もしくはユニークな被写体を見つけた時、または言語化できないけどビビッと美学を感じた時にシャッターを押すことが多いかと思います。
つまり自分の持つ視点を、カメラというツールを使って視覚的に記録する作業の「写真を撮る」という行為と照らし合わせてみると、シャッターを押すという作業は「視点を記録すること」という超当たり前な答えに辿り着くのですが、言い出してしまったので最後まで続けます。
去年の11月、GRiiiというコンパクトな高画質デジカメを購入したので、ポケットに忍ばせて日常を撮り続けてみました。
2ヶ月間で撮影した視点の数々を全部机の上に広げてみると、それはもうゴチャゴチャ。アレも撮りたい、コレも撮りたいの連続で何のまとまりも無いのですが、ジグソーパズルのピースを埋めていくように写真を選び、並び替えてみると写真が段々とまとまっていくような感覚になって、たった2ヶ月前の出来事も、遠い過去のように思えてきました。
その感覚がタイトルの通り「日々の写真を綴る」ことで、何気なく撮影した写真が遥か彼方の思い出のように感じるのは、それだけ人の記憶は曖昧で、注意しないと忘れてしまうように出来ているのかもしれません。ですがその一瞬が半永久的に記録されることで誰かの資産になると思うと、写真を日記のように綴ることは過去から未来に向けて贈る手記、もしくは手紙のような存在なのでしょうね、きっと。
なんだか、すごいロマンチックな気がしてきました。
何言うてるんでしょうね。
あなた、誰。
青の記憶
光の通り道
空の暮れ色
光の声、風の揺らぎ
家に、帰ろう
肥えてしまう、危険すぎる。
以上、
また書きます。
Syuheiinoue
カメラ:GRiii
フィルター:Tokyographer OPF650-L, OPF480-S
SAYAKA氏のnote
GRiiiの写真をまとめました。
今後の活動やプロジェクトに活用させて頂きます。ありがとうございます!