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正しいプログラミングの学習とは?

皆さん、こんにちは!プログラミングの学習方法が間違っている場合、無駄な時間がかかるので遠回りして学習することになります。今回はよくある間違っているプログラミング学習方法についてのお話です。

プログラミングスクールの講師業の仕事をしていると色々な方に出合うんですけども、その中に教育委員会でお仕事をされている方に出合った事があるんです。その方はもう教育委員会を退職するという事で、何か副業的なものはできないか?というご相談で来たんですね。その方が「プログラミングで副業ってやっぱり難しいですよね?」と聞かれたので、稼げるようになるためにはある程度、時間はかかっちゃうんですよねと答えました。

そして僕はどうしてプログラミングで稼ごうと思ったんですか?と聞いたんですが、その方は「別にプログラミングじゃなくても稼げる方法があれば良いんですよね。」と答えたんです。それならKindle出版はどうですか?と言ったところ、Kindle出版ってどんな事書けば良いんですか?と聞かれたので、僕の場合はプログラミング関係の事を書いてますと答えたところ、Scratchならわかるかも!と言われたんです。

Scratchと聞いてピンとこない人もいるかもしれませんが、今の小学校の算数ではScratchというプログラミングを学習するソフトを使ってプログラムの考え方を学習するそうです。小学4年生から中3まではScratchかMinecraftのゲームでプログラミングを勉強して高校生から本格的にJavaScriptかPythonで勉強するという事をその時に知りました。

それを聞いて僕は小学生の時からJavaScriptで教えた方が良いと思うんですけどね、と言ったところ、その教育委員会の方も「私もそう思っているんです!」って言ったんですよ。ただ「小学校の先生にプログラミングを教えれる人が居ないからゲームのような事を教えているんですよ」と言われたんですね。

これは学習の考え方がそもそも間違っているという話なんですが、これって社会人が転職の為にプログラミング学習する時も同じように起きてるんですよ。僕はIT初心者はプロゲートというサイトでプログラミング学習する事をお勧めしているんですが、このプロゲートは学習具合でレベルが上がってゲーム感覚で学べて、インプットよりもアウトプット重視なので学びやすいんですが、それでも正直、全く適正無い人は出来ないんですよ。でも逆に向いている人の中には楽しくてプロゲートをひたすらやっちゃう人もいるんですよ。

それこそゲームにはまる様にひたすらプロゲートのレベルを上げようとするわけです。プログラミングの学習は基礎が出来たら応用ができるように既存のプログラミングを自分の思ったように改良したりすることで、スキルが上がっていくんですが、それをやらずにプロゲートのレベル上げをすればスキルがつくと勘違いしちゃうわけです。これはまさに小学生がプログラミングと称してゲームで学習して、結果遠回りしている状態に近いわけです。

このエピソードをもとにですね、皆さんもプログラミングの学習の方向性について今一度、今自分が行っているプログラミングの学習は正しいのかというのを考えてもらえればと思います。

今回のお話はいかがだったでしょうか?これからも一緒にIT業界の現状を探り、未経験からのキャリアパスを考えていきましょう。皆さんがプログラミングを学び、新たな道を開くためのサポートができればと思います。

次回も、僕と一緒に未経験からITエンジニアへの道を探しましょう。
それでは、また次回まで。

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