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メタり!! (feat. Tom Morello) / BABYMETAL (2023)

【本日の1曲 vol.30 2023.09.20(水)】BABYMETALの人気が出てから10年かな。始めは保守的なHM/HRファンからは、メタルとアイドルの融合ということで、イロモノ的な見方をされる事が多かった。
自分も2015年初頭に友達に頂いたデビューアルバムを聴いて大変な衝撃を受けた。

その前に、まず自分自身の音楽への向かい合い方が変わった事が考えられる。アイドルは今まで聴くことがなかったが、2008年くらいから中田ヤスタカが作るPerfumeのテクノポップが非常に好きだったので、アイドルの音楽を聴くようになったこと。
そこから大好きなメタルを上手く現代風にアレンジした間口を広げたベビメタの出現は目から鱗だった。彼女をアイドル的目線でファンになる人。そして従来のメタルファンを取り込んだ功績は大きい。ディレクターであり仕掛け人であるKOBA-METALかな。
スタジオ音源は打ち込みであるのは間違いなく、EDM、パラパラ、ダンスミュージックとメタル、アイドルの融合と言った感じ。特にex-MAD CAPSULE MARKETSの上田剛士が提供した「ギミチョコ!!」のポップさ、セカンドへの提供曲「あわだまフィーバー」(ドラムンベースの感じがモロにMAD)にノックアウトされたと言っても良い。アルバムの曲の歌詞は童謡であったり、アイドル的なカワイイ、日本的な感覚を覚えるものが多く、それがまた海外ではウケたのではないかと思う。

それをフォローするライブ活動。バックバンドである神バンドは超絶技巧バンド。話題が話題を呼び、全世界でツアーを行うほどまでになった。
2nd『METAL RESISTANCE 』(‘16)まではよく聴いてたかな。ピークはそこだった。3rd『METAL GALAXY』(’19)は個人的にはちょっとイマイチだったかな。あまり聴かなかったなあ。

彼女達はここで一旦活動休止。YUI-METAL の脱退も大きかったと思うけど、コロナ禍の間休んでたのは偶然なのか必然なのか。

新メンバーにMomo-Metalを迎え再生し、コンセプトアルバムである4th『The Other Side』(‘23)をリリース!また新たな活動を始めたところ、なんとここにきて、Rage Against The Machineのトム・モレロをゲストに迎えての新曲「メタり!」をリリース。
これがまた和と言うか北島三郎の「祭り」のオマージュを感じさせる新たなアンセムの誕生!
ギターソロはモロなんですけど、実に素晴らしいですねー、益々目が離せそうにありません。
これからの活動にも期待だ。







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