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アンバランスな自身

普通の人でも、両親の愛情の掛けかたがバラバラなら、アンバランスな人間に育つ。

私は発達障害故に更にアンバランス度合いが酷い。
祖父母の愛情と両親の愛情は、まったく別モノ。
祖父母の愛情の土台は強固な半面、両親の愛情はスカスカに等しい。
肝心なとき踏ん張れるのは、両親の愛情ありき。皆無だから祖父母の愛情を利用して踏ん張ってきた。

今は健常者側生活に戻らない限りは完治した抑うつに拒食症という危ういふろくがついたのは、典型的な母親の愛情不足という医師の診断だった。
拒食症の種類は、お手数だが前に書いた記事を遡って読んでいただきたい。

軽度であれ、発達障害者として生まれてきた時点でアンバランスなのに、よくぞ均衡を維持して生きていると思う。

生まれて早いうちに発達障害が判明してなんらかの援助、支援を受けれていたら、違ったよね。
たらればの話は嫌いです。
後悔を引きずり生きるのも嫌い。
34才まで判明しなかった事実を受け入れて、この先を生きていくだけ。
健常者側で超努力したことは、実際、現状の私を助けてくれている。
この超努力は担当医の「うん、相当努力してきたね」お墨付きです。入院時、全カルテに目を通してこの子は発達障害だ…!と見抜いた担当医の。
担当医と私自身だけでいい。泥沼の真っ暗な中の努力を知るのは。
もし周囲が「そんなに?」「盛ってるでしょ?」「いやいやあり得ない」どんなに言おうと、心身ズタボロになりながら、健常者側で生き抜いてきた事実がある。
否定なんか気にしている暇は無い。幸せに育ってきた人はそれでいい。……知らなくていい闇もある……。
支援施設の仲間たちには否定されたことは無いです。みんな、それぞれの苦労をしてきているから、痛みや苦しみがわかるから。

スポットは、重度の発達障害に当たりやすい。
わかりやすいから。
重度発達障害のような、わかりやすい偏りやこだわりが私には無い。
よくさまざまな資料、検索して出てくる症状のほとんどに私は当てはまらないので、同意できなくて笑ってる。ww

人間は、型にはめれるほど、単純なモノじゃない。
とてつもなく、複雑ですよ。
あなたのこんなことがわかります。のようなQ&Aものは、遊びとしても楽しめない。
答えたいこと、当てはまる項目が、私には無い場合が多々ある。
近いのを選べば?って??…それを選んだところで、的外れな結果しか出ないわけですよ。
厄介なことに、専門学校時代、心理学のほとんどを必須授業として学んでいる。それもネックになっているのだろうね。
武器にもなるけれど。

自分でも持て余しているよ。
このアンバランスな人間に。

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