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物書きの端くれ

最近、ずいぶん久しぶりに、オリジナルの文章を書いてます。
健常者側に居る時は、文章は私にとって、読むことは最大の現実逃避で書くことは吐き出しでした。

ちょっと前に書いた、自分の力量がある程度わかって諦めた。のはひとつの理由として、もうひとつは精神科入院してこちら側に来たことで余分な力が抜けて「書く」ことが、徐々に出来なくなっていったこと。
退院してからも書くことは完全に辞めてなかった。
書けなくなることに恐怖を抱いていたのが事実。
退院直後はまだ苦悩の惰性で書けていた。けれど、こちら側の生活に適応するにあたり失速した。
書きたい種火は、それでも燻っていて、それは長く書いてきた余韻のせいだろう、いつか消えるだろうと思っていたけれど、間違っていたようで、私はやはり文章を書くことがすきなんだと気づいた。
失速しつつ、火種がなにかのキッカケで再び燃え上がった時に、書き綴れるように、一行であれ中途半端であれ書き留めるようにしていた。
完全にブランクで鈍らないように。スマホのメモに持ち歩いているメモ帳にと、とにかく浮かんだ言葉を書いていた。
ときどき読み返して、パズルのように、イメージを具現化できる言葉たちを繋げてまとめて、ひとつの詩や短編にしたりした。主に詩だが。

今、リバビリがてらXの方で偶然TLに流れてきたお題を借りて140文字の詩を書いている。
これは必然な巡り合いだと思ったから。
もともとお題サイトを漁って詩や短編小説を書き殴っていたのもある。

数年ぶりのオリジナル小説を、へたでも良いから、起承転結……自分らしく丁寧に、書き上げたい。

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