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気になる生成AI備忘録-vol.13-

■気になる生成AI備忘録とは
個人的に気になる生成AIのポスト(X)をまとめた・あるいは単発の備忘録を共有する連載シリーズです。

より気になるもの・深追いしたいトピックは当サイト『はじめての生成AI比較.com』にてUP予定ではありますが、サイトは生成AIはじめての方・初心者の方向け、こちらnoteでは、基本的には脱初心者目線で取り進めています。

今回紹介するのは、Video2Gameというプロジェクトです。

■ポストの意味・概要
Video2Gameというプロジェクトに関するもので、このプロジェクトは、単一のビデオからリアルタイムでインタラクティブでリアルなゲーム環境を作成することを目的としています。

プロジェクトは、以下3つのコアコンポーネントで構成されています。

・NeRFモジュール:ビデオからシーンのジオメトリをキャプチャ
・メッシュモジュール:ジオメトリをレンダリング
・物理モジュール:オブジェクト間の相互作用をシミュレート

同プロジェクトは、まだ開発中ですが、すでにいくつかの成果を上げています。

例えば、リアルタイムでレンダリングされたゲーム環境を生成したり、ユーザーがゲーム内のオブジェクトを操作したりすることができます。

こちらのXのポストには、プロジェクトのWebサイトと論文のリンクが提供されており、Webサイトでは、プロジェクトの詳細と成果について詳しく知ることができます。論文では、プロジェクトの技術的な詳細について詳しく説明されています。

Video2GameのWebサイト

Video2Gameのデモ(実際に動かして確認できます)

※デモでは、キャラを上下左右・ジャンプさせたり出来ます

Video2Gameは、複数の生成AI技術を活用した革新的なプロジェクトだと感じましたと同時に、新たなゲームの未来といいますか、新しいゲームの未来の1つなのではないかと思います。

また、Video2Gameは、”メタバース革命”という観点でも捉えられるかと思います。

メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間であり、ユーザーはアバターを介して交流や活動を行うことができます。
近年、メタバースはゲーム、エンターテイメント、ビジネスなど、様々な分野で注目されています。

Video2Gameの論文には、没入感とインタラクションを提供することを強調しており、これはメタバース体験の重要な要素です。

また、Webサイトには、「バーチャル空間」という表現だったり。(バーチャル空間は、メタバース空間と類似する概念かと)

また、ユーザーが作成したゲーム環境を共有したり、他のユーザーと協力してプレイしたりできることを強調しているので、メタバースの特徴の一つである"ユーザー生成コンテンツ"と一致しているのではないかと思えました。

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