見出し画像

「本当はどうしたいの?」不登校だったときに聞いて欲しかった言葉。


小学6年生
不登校になった時。



毎日死にたいって泣き叫んでた。


お母さんの涙を見て
自分が生きてるせいで
親を苦しめてるって
自分を責めまくった



(ま、当時は何が原因かなんて
全くわからなくて大人になってから思うことだけど)


私が学校に行けるようになった理由は
友人の存在が大きかった


幼稚園のとき仲良かった子たちが
不登校になったとき
毎日家に来てくれた


「明日も行けないよ?」
といくら伝えても

「うん!」とだけ言って
次の日も次の日も来てくれた


彼女たちは
一回もひとことも
私に「学校に行こう」とは言わなかった。


すごい愛だと今書いていても涙がでる。


そして、私は
夏休みが明けると同時に
学校に行った。


卒業式の当日まで
毎日その子たちが送り迎えをしてくれた
しかも、その子たち家めっちゃ遠いのに。

(本当に甘やかされて育ちました。笑)

(ま、これが本当の私なんだ。それくらいモロいのだ。笑)


大人になって
色んな不登校生と出会った


自分で自分を受け止めて
受け入れて
自分の心に正直になって
自分の選択を
人とは違うけど
自分の心に従う
勇気ある選択をして
自分を生きてる子たちをみたときに


「 自分は本当にこれでよかったのか 」

と思うようになった。


毎日来てくれた友人には
本当に感謝してるし
彼女たちがいなかったら
私は死んでたかもしれない


他にも
とってもよくしてもらった先生たちにも
本当に感謝してるし
色んなことを施してくれた親にも
兄弟にも感謝してるし
私は学校に行けるようになって
学校に行くようになって
たくさんの楽しいことも経験したし
友達にも恵まれて
いい想い出はたくさんある


だから、
そこを否定したいわけでも


彼女たちや先生や親を
否定したいわけじゃない


それになによりあの頃は
「学校に行かない」という選択肢が
私の頭にそもそもなかった


ただ大人になった今でも
生きづらい自分をみつめていると
「自分を大切にして生きる」ということを
本当にしてこなかったなって
つくづく感じている


自分の本当の本当の声に
ちゃんと耳を傾けて
ちゃんと行動できたことって
何回あっただろう。



不登校になって
学校に行けるようになったけど
本当の本当の自分は
どうしたかったんだろう。



友達や先生や親たちの
想いを考えると
学校に行かないという
選択は頭に浮かばなかった

絶対しちゃいけないというか
こんだけしてもらってるのに。
こんだけみんな色々してくれたのに。

でも、その時に
誰かひとりでも


周りの人の気持ちも
大事にできることは
とっても大事なことだし
とっても素晴らしいことだけど

でも、しーちゃんはどうしたいの?って


「本当はどうしたいの?」

「本音はどうなの?」

「しーちゃんのしたい選択をしていんだよ」って



私の心の声を聞いてくれる人がいたら
引き出してくれる人がいたら
自分で自分に聞くことができたら
ちょっと違った未来があったんじゃないかって
今すごく感じてる


ーーーーーーーーー

自分の想いを選択することは
人を裏切ることにはならない


自分も相手も大切に出来る
そんな選択肢だってあるはずなのに
自分を大切にすることは
周りにいる人を傷つける


自分を大切にする=周りを大切にしてない
自分を大切にする=人を裏切ること傷つけること
自分を大切にする=怒られる
自分を大切にする=悪いこと



いつの間にか
そんなアホみたいな方程式が
出来上がってた。笑



むしろ
自分を大切にしないことは
周りを大切にしないことになるのに。


自分を大切にすることに
とても罪悪感がある

とても怖い。


(たぶんこれは自分を大切に生きることで生じてくる責任とかそうゆうことから逃げたい自分がいるのもある)



毎日迎えにきてくれた友人に
大人になって再会したときに
あの時は本当にありがとうって
深く深く感謝の気持ちを伝えたら



「いやいや、こっちはただ楽しくて
行ってただけだから
感謝されるようなことまじで全然してないよ!笑」


って言ってくれた。


たぶんあの子達は
私が学校に行かないという選択をしても
きっと今も友達でいてくれたと思う


もっともっと
世界を信じてもいいのかもしれない

もっともっと
世界はやさしいのかもしれない


自分が思うような
冷たい世界は少ないのかもしれない




本当はどうしたいの?



自分にいつも聞いてあげてほしい

もし不登校の子がいるのなら
ぜひ聞いてあげてほしい


人のことじゃなくて
自分はどうしたいのか?


引き出させてあげてほしい。
その子の本音を。


本当の声を。


本音ってまじで
何層にもなってて
自分でもびっくりするくらい
深いところにあって
自分ですら本音が
わからなかったりする。


まじでわからなかったりする。


だから、何度でも
何度でも聞いてあげる


「本当はどうしたいの?」
「しーちゃんはどうしたいの?」



わたしはね「決める」ってことから
「選ぶ」ってことから
とてもとても逃げてきた



自分を大切にすることは怖かった。
自分を大切にしちゃいけないって
当たり前に思ってた。



本当はどうしたいの?
本当はどうしたいの?



何度でも何度でも聞いてみる。

逃げないで向き合ってやる。




だいじょうぶだよ。
自分を大切にすることは悪じゃない


本当はどうしたいの?


人の大切さに
重いも軽いも
大きいも小さいもない


みんな大切なもの



きっとあなたが真剣に考えて出した答えなら
きっとあなたを大切に思ってくれる人たちは
その選択を応援してくれるよ



だいじょうぶ。










応援 / サポートがこちらから出来ます( ´ ` )南無