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ほぼ日に始まり、浮気をし、ほぼ日に戻った1年

 昨年(2022年)に引き続き、今年も手帳はほぼ日から始まった。
 私は職場から支給された手帳で「手帳」という物を知り、その後システム手帳にハマってバイブルサイズ→hb×wa5→A5と巨大化したが、携帯性を考え職場の手帳に戻ったり、いろんな手帳術の本を読んだりして、いわゆる一種類の手帳が長続きしない「手帳ジプシー」に両足を突っ込んでしまっていたのである。
 そんな時、システム手帳でいろいろあれもこれも分類するのをやめて「もうこれでいいや」と手にしたのがほぼ日手帳であった。
 ほぼ日手帳は10年前くらいに一度手にしたが、ライフログ以外の用途が難しいことや、書かないページがスカスカになるのが嫌で1年しか続かなかったのだが、日記を始めようと思っており2022年の正月に復活させたのだった。

私のほぼ日手帳の書き方


 私のほぼ日手帳の使い方は、別にどうということでもないが、「バレットジャーナル」を参考にしている。マンスリーのページの余白に「その月すること」を書く。1日のページは、その日すること、朝起きた時間、食事の内容(酒量含む)、その日あったことで印象に残ったこと、ちょっとしたメモ、などなどを書いていくだけである。カラフルにしたり絵を描いたりはしていない。それだけ。よくある「日記なんか書いても意味がない」という議論であるが、そんなことを言ったら私は今自分が生きている意味すらないと思っている。意味のないことでこの世界は出来ているのだ、というか、「意味」というとてつもなく主観的なことで全て理解できると思わないでほしい。

バレットジャーナルに浮気する


 今年の9月から、「バレットジャーナル」に浮気していた。バレットジャーナルについては検索してほしい。使っていたのは普通のA5のノートである。そこにINDEXをつけ、ページ番号を書き、マンスリー、ウィークリー、デイリーを書いていくという、いわば手帳兼ノートを自分で作ってしまうというやり方。このやり方は自由度が高く、例えばデイリーのページの反対側になにかテーマに沿ったことを書いてもいい(全てINDEXが補う)というのが良かったのだが、その月末に次の月のセットアップを行うというのが結構大変だったので、結局来年からずるずるとほぼ日に戻ってしまう予定である。

「手帳」と「ノート」を分ける?分けない?問題

 手帳やらノートやらを書く人にとって、これは大きなテーマだと思う。私が手帳ジプシーなのは結局これが問題なのだ。システム手帳にハマったのも、「仕切りを使って書くことを分類できる」「バインダーで必要なものだけ持ち歩ける」というよりは、手帳とノートを分けられるからであった。リングが手に当たるのが嫌でやめてしまったけど、たぶん「分ける」ことに対しては最適解なのではないかと今でも思っている(結局趣味ではA5のシステム手帳を使って、自宅置きにしている)。
 まあしかし、これについてはずっと悩み続けるのだろうな。

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