ミロクレコーズについて


私は曲だけを作りたいわけではないのだな、と前作「都市の周縁」のリリースの時に思った。誰に頼まれたわけでもない物を売るということを真剣に考え、真摯に作品の制作をし、どう広報するかを会議して実践として世に放つこと、すなわちクリエイションが、私のやりたいことなのだと実感した。
前作のリリースのレーベルなりすレコード(コンパクトディスク)のことを悪く思っているわけではなくて、単純にクリエイションをもっとすることを考えていたところに岡村詩野さんからミロクからリリースすることを提案されてものすごくしっくりきてミロクの代表に連絡してみたらトントン拍子で話が進んだ。なりすの平沢さんは口では怒ってないと言いつつ怒っていたと思う。

ミロクレコーズのことは大学生の頃から何故か名前を知っていて、缶バッジまで持っている。缶バッジを貰ったのは確か無力無善寺で、誰にどうやって貰ったかはすっかり忘れた。そういう名前のレーベルがあるということは認識していた。

色々説明をすっとばす。
紆余曲折あってミロクからリリースすることになった。自分のコミュニケーション能力のなさを実感しつつ、それでもああしましょうこうしましょうと提案してくれたり、CD-Rのサンプルをせっせと焼いてくれたり、レーベルとしては当然といえば当然だけど自主であれば自分で全部やってきたことをやってくれる!に+αの"提案"が加わってクリエイションらしくなってきた。なんでレーベル移籍しても映像撮るところから自分でやってんだよ!とか思わなくはないけど(映像担当が多忙)、どうせあらゆることを自分で納得しないとゴーを出せないし、今回はこれでよいと思っている。

代表のことを"社長"とは呼んでいるけど別に会社じゃない。お互いに進捗ー!どうですかー!と言い続けないといけないし、自主でひとりでやるのとはまた違うベクトルで大変だ。でも突然話がきたのにやりましょうと言ってくれてごちゃごちゃうるさい女と制作してくれているのは、数人で回しているとはいえなかなか人間ができているなぁと謎の目線で感心するところである。

(この記事が面白かったのでぜひどうぞ→東京から京都の音楽を発信 学生によるミロクレコーズが面白い)※今は学生じゃないし東京在住でもないけど・・




2018年も終わりますが2ndアルバムをリリースします。音楽シーンの辺境も辺境にいますが、CDをお手に取っていただけたら嬉しいです。
56億7千万年後も鳴り続ける音楽を!


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という感じで、前回に続いて文章を書いてみました。不定期で制作について書いていこうと思うのでよかったらフォローやマガジン登録など、してみてくださいね。(実はシステムをよくわかっていない)

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