Redmine に GitHub リポジトリを連携させる。

Redmine の設定から git clone によってクローンしたリポジトリのパスを登録すれば、リポジトリを閲覧することは可能だが、ローカルにクローンした情報を参照しているに過ぎないので、GitHub サーバにある最新のリポジトリの情報がわからない。そこで、GitHubのコミットを検知してRedmineにコミット情報を同期させるために必要なプラグインを導入する。

Redmine Github Hook plugin をインストールする

Redmine の plugins ディレクトリに Redmine Github Hook plugin をインストールする。このプラグインが GitHub 上のコミットを検知して、Redmine に情報を同期してくれる。

cd /path/to/redmine/plugins
git clone https://github.com/koppen/redmine_github_hook.git

Redmine を再起動する

プラグインを反映させるために Redmine を再起動する。

cd /path/to/redmine/tmp
touch restart.txt

Redmine にリポジトリをクローンする

Redmine に登録したいリポジトリをクローンする。このときベアリポジトリをクローンするために、--bare をつけることを忘れない。ベアリポジトリとは、作業ディレクトリを持たず、更新情報のみを持つリポジトリ。Redmine では更新情報のみを見られれば良いのでベアリポジトリをクローンする。

mkdir repositories
cd repositories
git clone --bare https://github.com/user/my_project.git

Redmine にリポジトリを登録する 

あとは Redmine にアクセスして [設定]→[リポジトリ]から新しいリポジトリを登録する。リポジトリのパスは先程クローンしたベアリポジトリの場所を指定する。