出りょく 4

こんな時間(2月27日 25:03)まで仕事してたので、こんな時間にポロポロと書くことになった。
年に何回かこういう日があるが、それ以外の日は割と楽なので特段不満もない。

要はバランスだ。

しかしこれは与えられたバランスであって、自分で「バランスをとる(ということを選択する)」というのが非常に苦手だ。不得手で嫌いだ。とにかく何かに振り切っているほうに魅力を感じる。ゲームの影響が強いかもしれない。レベルが上がった際にパラメータにポイントを自分で割り振る系のRPGとか(ファミコンの女神転生など)は特に顕著で、こんな感じに育ててしまう。

こうげき  20 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ぼうぎょ  05 ■■■■■
ちりょく  05 ■■■■■
たいりょく 05 ■■■■■
すばやさ  05 ■■■■■
うん    05 ■■■■■

『こうげき』が当たればいいが、『魔法しか効かない』『とにかく素早い』みたいな敵と遭遇すると即死。そのくせ死ぬことを気が狂わんとばかりに極端に嫌う。
しかしその分、当たったとき、ハマったときの爽快感たらない。
巨躯のプロレスラーの頭が大きな角を生やしたバッファローになっており、よだれを垂らしながら大斧を振り回すようなモンスターが相手なら、その振り切った『こうげき』でわずか数撃でねじ伏せられる。
…ただし相手の攻撃が当たらなければ。

こんなん誰がみたって戦士だ。
見紛う事なき純然たる『こうげきバカ』。疑う余地もない。
ファイナルファンタジーⅠの赤魔導士のような、黒魔法も白魔法も使えるけど、覚える魔法も攻撃も中途半端で最後まで使ってもらえないなんて絶対に有り得ないし、許容できないのだ。
とはいえ、これでは決してクリアできない。
けど、これでいい。だって『パーティー』なんだから。
他者が自分に無いものを補う、そう、それこそが『バランス』だ。与えらえるバランス。
なんかルフィも同じようなこと言ってたよ、確か。

こういう性質なもんだから「気に入った店に何度も通う」「おなじメニューをいつも頼む」「好きな曲を何度も何度もリピートして聴く」「セリフを覚えるまで漫画を読み込む」など振り切った行動が多いと自認している。

こういう感じの人間、どうやらメンヘラ(気質)らしい。


『バランス』を与えてくれる誰か早くを見つけなければ。

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