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駅の立ち食いそば


ナカジマ会館天ぷらそば

ランチ休憩中、コスパの良いJR長野駅の立ち食いそばへ行ってきました。
在来線改札口の前にある「ナカジマ会館」は戦後間もない頃から長野駅で駅弁を始め立ち食いそばの営業を始め(長野駅構内で3店舗)、長野新幹線(現:北陸新幹線)開業の頃に一時期営業から撤退していましたが再び平成27年に現在地で営業を開始しました。
子供の頃からの慣れ親しんだ味の復活に喜んだものです。

旅に出ると

ちょっと時間があったり小腹が空いたりすると駅構内の立ち食いそばのお世話になります。

小諸駅「ひしや」(現在は閉店)


沼津駅「桃中軒」

ホームにある立ち食いそばは旅の風情があって本当に素敵だと思いませんか?
乗り換えの合間にベンチに座って行き交う列車や駅の雰囲気を感じたり・・・
冬の厨房から立ち昇る温かな湯気・・・
お客さんが少ない時に店のおばちゃんと蕎麦食いながら他愛もない話をしたり・・・

ホームの立ち食いそば店(JR長野駅)

以前は地元の会社が構内営業許可をもらって営業をしていましたが、
最近は売り上げが落ちたり、またJR系列の会社が営業を開始し、地元企業は撤退している駅が増えています。また、ホームでの営業は無くなり列車を利用する以外の方のために改札外のみで営業している駅も増えたり。
「個性が無くなったね〜〜」なんて言われたりしますよね。
まあ、それでも美味しい蕎麦を提供してくれればヨシとします。

長野駅「蕎麦処しなの」
JR長野駅新幹線そば店

長野駅は新幹線ホームにも立ち食いそば店がある貴重な駅だったりします。
最新のE7系を眺めながら「そば」を食べるなんてなかなか出来ません。


番外編:バスターミナル

長距離バスが発着しているバスターミナルにも立ち食いそば店があったりします。

五所川原バスターミナル

青森県の五所川原バスターミナルにもそば店があります(椅子があるので立ち食いにはなりませんが)。無骨な平家の建物内の片隅で灯りを灯して営業中。


新潟県:万代シティバスセンター


カレーライス

ここは「そば」よりも「カレー」が有名となってしまった立ち食いそば店です。
頻繁にバスが発着するのを横目にカウンター前は大行列となります(回転が速いので10分もあれば食べれますが)。


ほんの一部を紹介しましたが、また旅に出る機会があったらご紹介します。


長野の「そば」の引き立て役「八幡屋礒五郎七味唐辛子」


善光寺門前に店舗を構える「八幡屋礒五郎」。
日本三大七味唐辛子の一つになります。

八幡屋礒五郎の七味唐辛子缶

長野市民にはお馴染み過ぎる七味缶、長野市民一家に一つはあるとも。長野市と周辺のそば店ではかなりの率で置いてあります。
また、毎年特別なイラストが描かれた「アニバーサリー缶」が発売され人気の品となっています。

一振り二振りと七味を振りかけて食す「駅そば」。
出汁の香りと共に爽やかな香りが広がります。

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