チームスチームパン 工房長 安達俊信

安達工房、工房長。 モノを作る俳優。 テント演劇集団 劇団唐ゼミ☆退団後、 俳優 北…

チームスチームパン 工房長 安達俊信

安達工房、工房長。 モノを作る俳優。 テント演劇集団 劇団唐ゼミ☆退団後、 俳優 北見敏之 主催のStudio METAに映像演技研究のため参加し、 2018年から劇団スチームパンを立ち上げ、自ら脚本/演出を手がける。

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【カンパ用②】チームスチームパン オーディオドラマ「壁」第2話

購入後に全編(16:09)を視聴することができます。

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    • 【カンパ用①】チームスチームパン オーディオドラマ「壁」第2話

      購入後に全編(16:09)を視聴することができます。

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      • チームスチームパン オーディオドラマ「壁」第2話

        ■あらすじ■ 炭鉱のまわりには壁があった。 壁の向こうには豊かな街があるという。 炭鉱の宿舎から逃げ出したオリハは、果たして、街までたどり着けるだろうか。 ■解説■ 新型コロナ下で、完全リモートで作り上げるチームスチームパンのオーディオドラマ第四弾。 第一話から三年たち、ようやく完成

        • チームスチームパンvol.6『千年王国の千夜一夜物語』

          チームスチームパンの公演を、2023年11月24日(金)〜26日(日)まで行います! 大魔王を打倒する目標を達成した勇者たちはどうなるか? 大魔王討伐後を描きます。 一つの大きな目標を達成すると、皆、目標を見失い、どこへ向かっていいかわからなくなってしまう。 そんな経験はありませんか? 高校/大学合格、就職、結婚、出産、スポーツ選手引退後、退職、人生の転機はたくさんあり、達成した後がどうなるか考えていないと右往左往。 そんなときは人生の大目標、〝夢〟を思い出せ! 子供か

        【カンパ用②】チームスチームパン オーディオドラマ「壁…

        【カンパ用②】チームスチームパン オーディオドラマ「壁」第2話

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          チームスチームパンvol.5「3々9扉 〜SANSANKUDO〜」終演

          公演が終わって、noteに書くまで時間がかかりました。精算に片付け、そして公演のご意見・ご感想を聞きに、歩き回っておりました。無事に公演を終演させていただいております。 ご来場いただい皆様、配信をご覧いただきました皆さま、ありがとうございました。3人の脚本による、3人芝居、いかがだったでしょうか。俳優同士の濃密な関係から繰り出される芝居になったと思います。 今回挑戦したのは、まず、30分という時間。90分や2時間ある芝居の中で、1シーン10分あれば長尺のシーンになります。今

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          演劇チケット予約開始@下北沢

          本日チケット予約を開始しました。 さて、今回の3人芝居の短編企画がどのようになるか、まだまだ見えておりませんが、とても楽しみでなりません。 3人芝居の企画は、我ながら演出として、俳優として非常によい企画だと思っています。 濃密なコミュニケーションから、お互いの意見やアイディアからさらに飛躍した表現が可能になるからです。 スマホの画面を見るというト書きであっただけなのを、相手との立ち位置や、モノの持ち方一つで、それが必然であるものに変え、シーンに納得感を与えていき、実感のあ

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          準備をすすめ、4月が終わる

          6月の公演に向け準備を着々と進めております。 毎度のことながら、計画通りに行かないことがなんと多いことか。 そして、ここにきて、体調を崩す。 演劇は総合芸術と言われるもので、様々な人が関わります。俳優が最も目立つ存在ですが、それ以外にもスタッフで、演出、照明、音響、大道具、小道具、衣装、メイク、制作などがあり、それらを大きくまとめる舞台監督。 小規模の際は、自分で一人でできるところまでやっておりましたが、規模が大きくなることで、一人でやっていては回らない。 ということで

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          SAIKA BAND ワンマンライブの照明

          SAIKA BAND ワンマンライブの照明をやりました! いや、もう大変でしたw これまでばなな企画の保育園公演、チームスチームパンのレンタルスペースでの公演でやりましたが、それは自分の演出の元でやっていたので、自分の思う演出効果でやっていました。責任の所在が自分にあるので、自分で決断するのみでした。 他者に対してやったことがなく、どうなるだろうと思いましたが、準備に準備を重ねることで、なんとかできました。頼まれてから、本番まで2ヶ月ほどありましたが足らない機材を揃えたり

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          コミュニケーション研修で思うこと

          コミュニケーション研修をやっています。 コミュニケーション研修をやっているのは、どんなに技術が進んでも、人間が避けては通れないものだからです。自分の持っているものや、勉強してきたものが、すこしでも社会に還元されるならば、それはやる意味のあることです。 もしかしたら、将来、人と人とを仲立ちができるAIができるようになるかもしれません。そうしたら、お互いが相容れない状態でも、これまで人間が考えたこともない解決する方法をAIが提示してくれるかもしれません。 ただ、できたとしても、

          コミュニケーション研修で思うこと

          2023年の活動は攻める!

          昨年の演劇の公演が2022年12月の年末でした。 そして、今年は、2023年6月の公演しようと動き出しております。 年に2回の公演を目指し、同じ間隔でならと、6月と12月の公演が良いかと動いております。昨年はあまりに年末過ぎて、少なくない方が「見られなかった」とおっしゃっていただいたので、もう少し日程は考えなければと思っております。どの時期が一番いいんだろうか、、、 誰に見てもらいたいのかというと、自分のお客さんからはじまり、共演者のお客さん、そして、気にかけてもらっている

          今年は挑戦の年

          昨年の公演以来、いろいろとお声がけいただく機会が増えており、本業の俳優でも、舞台監督、舞台美術、イベントスタッフなどとてもありがたい! 身は一つなので、面白そうだけど、大変そうなことに、どれだけ臆せず挑戦できるか。 【大変そうなこと】=【先が見えないもの】=【決まっていないもの】。 分からないことは、実際にやってみなければ分かりませんので、好きや興味が沸かなければやめておけ、という心情でおります。 苦しい時に最後の支えとなるのが、好きや自分の興味なので、支えがない大変な

          新年明けておめでとうございます。

          いつの間にか新年ですね。 新年明けましておめでとうございます。 昨年末の公演にお越しいただきました皆様、応援していただきました皆様、ありがとうございます。無事にすべての公演が終了しました。 健康状態の維持のため、もろもろ調整してもらっていた関係者各位に感謝をしつつ、見に来てもらっていた人たちに一番の感謝をします。この状況下で見に来てもらえるありがたさ、また感想をいただけることで、大変に力をいただきました。これからより楽しんでもらうために励むぞと思いを新たにしております。

          新年明けておめでとうございます。

          面白い作品のレシピ

          面白い作品は、各々が能動的に機能している時だと思います。 そして、様々な意図が作品という一つに集約されて行くとき。 中山絵里さんの演出は、俳優が考えてきたものに対して、「それならば、この方がいいのでは?」とより良い方法を提案してくれたり、迷っていれば、「こんなのしてみたら?」と言って、俳優が元々持つ素材を引き出す方式です。 安達工房のセリフは、無味乾燥な分だけに、俳優が持ち込むものが多ければ多いほど、その人自身の色が濃く出るようになっています。 その代わり、持ち込むもの

          チームスチームパン「マイバース」

          ぜひ見に来てもらいたい! 自分で手掛ける規模としては最大規模で、今回は、脚本、俳優だけでなく、舞台セットや、照明、音響、制作など専門のスタッフにお願いしてお送りする公演となります。 自分一人でやれることは限られています。 そこで、一緒に作る方々の表現をどんどん足してもらって、それを併せて磨きあげ、より面白い、見ごたえのあるものへ進化させています。 俳優の面々は、また一緒にやりたいなぁと思っていた方から、自分が好きな俳優さん、いい俳優だなぁと見ていて、たまたま縁がつながっ

          チームスチームパン「マイバース」

          チームスチームパン 「マイバース」

          自分で手掛ける作品としては、一番大きな作品となります。 「いいよ、アダッチの好きなようにやりな」といってもらえる方々と共に、わがまま言いながら、準備を進めています。 劇場はウッディシアター中目黒。 小劇場のしっかりした設備を整っている劇場で、客席2〜3列目まで舞台面より下なので、自分に馴染みのある劇場で、とても好きです。 舞台面も、3.5間×3.5間の広さで、誤魔化しが効かない空間なので、舞台セットもしっかり作る必要があります。 照明も色々吊れます。 コロナで客席数がかなり

          チームスチームパン 「マイバース」

          考え、共有する作業

          公演の準備をしながらふと気づいたこと。 そうか、わたしのやるべきことは、「考える」ことか。 行動指針や方向性と言えばいいのか、全体がどのように進むか具体的なイメージを共有していくことで、一つにまとめていく作業をする。 この台本で訴えたいことや、見てもらった人に何を持って帰ってもらうか、なんのためにこの道具を使うか、などなど。 共有することで、全体を一つの生き物に変える作業。 作品自体については、演出がその役目を担いますが、集団全体は、自分の主宰の劇団のため、自分で示すしかな