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新規事業開発 PDCAの”P”ばかりじゃダメ

以前受講したなんかのWeb口座から
”新規事業開発時にやるべきこととその相手は、「仮説」を高回転で「顧客」にぶつけること”

新規事業開発や新しいアイデア、もっと言うと経営計画や事業施策立案等のベーシックなところでも一緒。
よく言われる顧客ニーズ。これを、所謂デスクトップ調査や、一部の現場からの声しか聞かずに企ててしまうことでの失敗。
大企業の企画部門の人(かつての自分もそうだったように)って、なんとなく上っ面で、それっぽいことを、社内の理屈を踏まえて、的確な役員を押さえて話を通すのは長けてるんだけど、企画・施策検討時に現場に少しでも自分で出て、検証することをやらない人がたくさんいる。
その気持ちもよくわかる。だって、自分で仮説立てて、PDCAの”P”を一生懸命作ったものが、現場・顧客に聞いたら一瞬で否定される怖さがあるから。
それによって、方向性も変えなきゃいけないし、自分が否定されることにもなるし、そんなんだったら、現場・顧客の声なんて聞かずに、そのまま経営会議通してしまえーってね。
本当に、こんなことが、大企業ではしょっちゅう起きてると思う。
はたまたスタートアップ、自分たちのアイデア・ソリューションが市場で通用しないと、ストック収益とかないから死活問題。
もう少し軽いとこだと、新規事業開発を背負わされた部署や、ストックビジネスが薄い事業・新しいフローを常に生み出さないといけない事業の会社。
そういう会社・事業で大事なのは、PDCAの"P”はほどほどに、ある程度仮説立てて、施策の方向性見えたら、本当に”顧客がいるか”をなるべく早く試すこと。
そうは言っても、簡単に必要十分な数のモニター見つけるのも大変でコストかかったりする。
その場合には、近しい友人や家族でもいい。もしくは現場の社員でもいい。
ポイントは、気兼ねなく、意見言ってくれる相手。ありがちなのは、「本部」に対して「現場」はなかなか意見言えなくて、ろくでもない施策が出回ってしまうリスク。
新規事業開発や、新しいアイデアは、早く、お客さんに当てて、フィードバックもらって、改善するのか、撤退するのか、高速回転で。

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