見出し画像

『将来の夢は何ですか?』 『将来やりたいことは何ですか?』 小学生の頃から何度となくされてきた質問だと思います。最後に質問されたのはいくつの時でしょう?気付いたらそう訊かれることがなくなっていた、という感じではありませんか?

とは言え、私自身は子供のころから、この質問が好きではありませんでした。友達やクラスメート達は、『お花屋さん』や『パン屋さん』、『美容師さん』など、みんな具体的な職業を答えるので(中には『お嫁さん』という子もいましたけれど)、どうしてそんなに具体的な夢を持てるのか、ずっと不思議だったのです。と言うのも、その当時の私の知っている言葉の中に、自分がなりたいと思える職業は無かったからです。お花屋さんやパン屋さんに興味が無かった訳ではなく、自分がなりたいとは思わなかった、ということで。ただ単に漠然と、面白い大人、面白い人生を送りたいなぁと、思っていただけなんですが。周囲の大人からしたら、変わった子供、可愛げのない子だっただろうと思います。

少し大人になった高校時代から今までずっと付き合いのある友人達が言うには、高校~大学時代の私の口癖は、『小さくまとまりたくはないね』だったそうです(本人は記憶にございません)。先日会った時も、『それを実現させてる生き方だから、ある意味スゴイよ』と感心されましたが、当人としてはアミダくじではないですが、人生で選択肢が現れる度に、面白い方を選び続けてきたら、気付いたら今の肩書に落ち着いていた、というのが事実。チャンスが巡る度、声が掛かる度、様々な仕事も経験してきましたが、五十路半ばでやっと、自分のスタイルが固まってきた感じ。

私がやりたかったことは、自分の目で見たこと、自分の身体で体験したこと、自分の心で感じたことを、誰かに伝えたい、ということだった様です。自分が経験してきた楽しかったこと、辛かったこと、良かったこと、失敗したこと、良くも悪くも自分の中にインプットされてきたものを、誰かに向けてアウトプットすること。

やりたかったこと=好きなこと、これを一番先に来る自分の肩書にしよう!と思ったら、少しづつ今の形が整ってきました。

これをキチンとした形に、もっとプロフェッショナルな形にすることが、今現在最大の目標=身近なゴール。‟夢”ではなく‟目標”です。何故なら、現実にするために今いろいろと準備していて、ヒーヒーしているところだから。端から見たら結構大変な状況かもしれませんが、本人は楽しんでいるところがあります。その先の展開が楽しみで仕方ないので。だから苦労しているのではなく、努力しているだけなんです。

Better late than never(遅くてもやらないよりはマシ)、という言葉も好きですが、おとな女子になった今は、こちらの方がしっくりくる感じがしています。↓

You are never too old to set another goal or to dream a new dream. - by C. S. Lewis:新しい目標を立てたり、新たな夢を持つのに、歳をとり過ぎているということはない

これは、『ナルニア国物語』を書いたC. S. ルイスの言葉。51歳の時に『ナルニア国物語』の執筆を始めて、1年ごとのペースで全7巻に及ぶ超大作を書き上げてしまった彼の言葉には、説得力があります。

おとな女子のみなさん、年齢は単なる数字であって、目標を持つことや情熱の大きさには関係ないということですよ。おとな女子だからこそ、年齢分の経験値というアドバンテージがあるってことです!Let’s go for it!

おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!