『特別』という言葉が、これほど相応しいホテルは他にないかもしれません。5ッ星ラグジュアリーホテルは世界各地にいろいろとありますが、一歩足を踏み入れれば判る『格』の違い。

そもそも、正式名称がThe Peninsula（ザ・ペニンシュラ）。‟ホテル”と名乗らずとも通じる存在なのです。香港のランドマークのひとつであり、香港ラグジュアリーの代名詞でもあるペニンシュラ香港。『東洋の貴婦人』というエレガントなニックネームからも、際立つ品格を感じ取れますね。

1928年に創業した老舗ホテルは、風水を用いた建築としても有名です。主な風水のテキストには必ずと言っていいほど取り上げられているんですよ。時代（時間）のエネルギー（気）の移ろいに合わせ、常に良い風水を保つよう改善策を施しています。ペニンシュラ香港が長期に渡り繁栄を続けられている理由のひとつは、良い風水をキープし続けているからと言われています。

ペニンシュラ香港を最も有名にしていることは、Pen’s Hospitalityと言われるペニンシュラ流おもてなし術。東洋と西洋、それぞれの最高級ホスピタリティを融合させたサービス精神は、現在まで脈々と受け継がれてきています。宿泊ゲストからのリクエストには、絶対にNOと言わない完璧なサービス。クレームをつけるところを探すのは、不可能に近いのではないでしょうか？

スタッフひとりひとりに浸透しているそのPen’s Hospitalityは、経営側が『スタッフこそホテルの財産』として、従業員をとても大事にしているからこその賜物でしょう。以前、支配人のインタビュー記事を読んだことがありますが、スタッフはファミリーなんだと言い切っていたのが印象に残っています。スタッフ間の信頼関係、従業員間の敬意は、そのままゲストへと繋がっているのだと思います。スタッフはこれを、‟The Pen’s Spirit”と誇りを持っているとのこと。これ、宿泊してみると本当によく判ります！

TravellinGorgeous®の前身ツアーで香港へ行った際、参加された方の中に、世界中の5ッ星ホテルを泊り歩いているという社長さんがいらしたのですが、ペニンシュラ香港は初めてとのことでした。

『噂には聞いていましたが、どこの高級ホテルよりも素晴らしいサービスですね！これは今まで泊まらなかったことが悔やまれます！』 と、感心されていました。

そうなんです。ペニンシュラは本当に‟違う”のです！単に高級ホテルというだけではないのです。全てに於いてサービスの質が違う、唯一無二のホテル。かの社長さんの様に目の肥えた旅行者が感動するサービスが、ここにはあるのです。

例え宿泊しなくても、アフタヌーンティーやバー、食事やショッピングだけでも、十分に特別感を味わうことが出来ますが、泊ることでしか体験できない感動が山ほどあるのは否めません。是非泊ってみて頂きたい！そして朝ごはんも食べて頂きたい！

The Verandah（ベランダ）での朝食ビュッフェは、本当に美味しいのです！ホテルのビュッフェには一家言ある私ですが、ここは間違いなくアジアNo.1、いや世界中のホテルでもNo.1クラスに入ります。そのため、ついつい欲張って食べ過ぎてしまうのが難点。ペニンシュラ香港に関して問題（困ること）と言ったら、そのくらいかもしれません。

個人的にも大好きなホテルのひとつですが、心配事もありますよ。変わりゆく香港、既に変わってしまった部分も多いと聞いています。もう一度、泊りに行けるのかしら？行けたとしても、以前と変わらぬPen’s Hospitalityはそのままあるのかしら？旅人としては、それが一番気になるところですよね。

ということで、TravellinGorgeous®チャンネルでは、香港のフラッグシップキャリアであるキャセイパシフィック航空と香港政府観光局の方々を、インタビューゲストにお迎えします！ぜひ、最新の香港生情報をGETしてください！