GR3ユーザーで、どれだけこの機能を使っている人がいるのか分かりませんが、ロードバイクでライドしているときや、ちょっとした外出時にGR3を腰につけて、撮った写真をiPhoneで確認した上でInstaとかにアップロードをするという習慣があり、iPhoneとGR3をWifi接続して、このImage Syncというアプリでファイル転送をしています。SDカードにある程度データが溜まったら、後日パソコンに転送して保存するみたいな使い方を普段しています。

ファイル転送スピードがお世辞にも早いとはいえないのですが、SDカードを取り出してとかっていう作業もなく、外出先でもGR3とiPhoneだけあれば、完結するのでそこそこ便利な機能だと思います。また、たまにリモート撮影の機能も使います（GR3を三脚たてて、iPhoneでファインダーを覗きながら、シャッタを押せます）。

で、今回は、このImage Syncのソフトの話になるのですが、2022年年明けてちょっとしてから、突然不具合が発生しました。iPhoneへのファイル転送が一切できなくなってしまったのです。ちょっと前までは全然普通に使えてたのに、、、と思いつつ、もしかしたらアプリ内に変に何かキャッシュが残ってだめなのかなと思って、アプリの再インストールやiPhone・GR3の再起動などを試してもだめで、一度諦めて放置していました。

ふと今日、またアプリで試したのですがやはりダメで、iPhone側をいくらいじってもダメってことは、GR3側の本体のファームウェアとかが何か関係？という発想が思い浮かんだのが天才的なひらめきでした。なんと、実はGR3のファームウェア1.50というのが 2021/10/1という３ヶ月前にリリースされてるではありませんか。

しかも、変更内容に怪しげな記載が。

というわけで、SDカードに上記サイトから落としたファイルを入れて、電源の切っているGR3に入れて、"Menu"ボタンを押しながら、GR3を起動。そして、ファームのアップデートが無事おわったら、Wifi接続してImage Syncから画像ファイルの転送ができるようになりました。ファームのアップデート方法は上記のサイトもありますが、下記に書いている方もいるので参考にしてみてはいかがでしょうか？

つまり、僕の環境で起こっていた不具合は下記のようでした。
GR3のファームウェア 1.41　/　 Image Sync は2.1.7 を使っていた。iPhone 11からiPhone 13 Proに移行した年明けに Image Sync 2.1.9にアップデートされてしまい、画像転送ができなくなる。
→GR3 ファーム1.50 / Image Sync 2.1.9(or 2.1.8)という組み合わせにする必要があった。

そして、今一度App StoreのImage Syncのサイトを見たら、こんな注意書きが小さくあるではないですか。

Image Syncのアプリを立ち上げた後や利用中に上記の注意書きがあれば、気がつけますがiOSのアプリは大抵自動アップデートされてしまうし、いちいちインストールしたApp Storeのアップデート履歴なんて見ること少ないと思うんですよね。。。アプリ開発している人たちはちゃんと通知している、サポートに問い合わせてくれたら答えられるとか言い張るんでしょうけど、もう少し利用者の視点に立って考えてくれたっていい気がします。（利用者が少ないのかもですけど）

というわけで、無事GR3とiPhoneでのファイル転送が復活したので、また来月からロードバイクのライドで安心して撮影できそうです。