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転職後に注意した方がいいこと(2)

前回に続いて、新しい職場に入ってちょうど2ヶ月が経ったので、サバイブ報告も兼ねて、書いてみたいと思います。今回はマネージャーとか管理職的な仕事で職場に入ったケースのお話です。その中でも、特にマネージメント方針というか、マネージメントスタイルの違いについて書いてみます。

よくあるマネージメントスタイルというと、マイクロマネージメントな人とそうでない人の違いはどこの会社でもあります。もちろん、その部署で求められている仕事、いる人のメンバーのキャラクタや能力、環境によって、どのマネージメントスタイルがベストなのかは異なります。ただ、今回のような転職して、中間管理職として入った時に、気をつけた方がいいのは、無理に急激に自分色に染めようと、張り切らないことでしょうか。

欧米の会社ではボス側が変わると、権威を見せつける、能力を示すために、ガラリとマネージメントスタイルを変えたり、主要メンバーを入れ替えたりするケースがあります。前のボスのやり方を全否定するために、仕入れ先やパートナーを入れ替えるとか、いろいろ見かけました。ボスと共に人がごそっと移動するのもそれを見越してですよね。自分が前の会社を辞める時も、マネージメント・評価方針が大きく変わるんじゃないかと、自分のチームのメンバーが危惧していたのをみて、改めてそういった世界があることを身をもって体感しました。残念ながら今の職場が彼らを受け入れられるほど大きくないのでごっそり移動してもらうとかはありませんでしたが笑。また、もちろん日本の会社ではそういった事になるケースはほぼないと思います。

ここであえて、急激に自分色に染めないという理由は、メンバーが安全心理を感じられなくなることで萎縮してしまう、心理的な距離が遠くなってしまった場合に回復するまでに時間がかかるということです。なので、自分はできる限り、まずは言いたいことは抑えて、各メンバーとの対話を重視してます。若干愚痴みたいなことを聞いているケースもあるのですが、各メンバーが感じていること、ちょっとした他の人への評価・目線など色々雑談からも含めて得られる情報は多いですね。まずはどんなことをでもいいから、過去にあったことなどを時系列も含めてしっかりと、ひとつ一つを紐づけて自分の中で、その部署で起こっていたこと、今の方向性や現状がある背景をしっかり理解することが大切かなと思ってます。いきなり自分色に染めようとすると、そういったちょっとした情報も得ることが難しくなると思います。なぜならば、メンバーが管理職である自分についてを学ぶ必要が先にでてしまい、アウトプットではなくインプットを求める方向が強くなってしまうケースが多いので。

今回は、マネージャー・課長といった管理職で中途転職したケースで気をつけた方がいいことを実体験に基づいて書いてみました。また来月も何かしら発見したことについてテーマを見つけて書いてみたいと思います。半年も続けられないネタな気もしますが笑

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日々ぼけっと生活してしまっていますが、他の人にもなんらか価値のある情報や自分なりの視点を何か持っているはずと信じてnoteをはじめました。 自己紹介はこちら https://note.mu/t_kis/n/n768f4613e0ef