松田輝正(Terumasa Matsuda)|TSUIDE

慶應義塾大学→ゴールドマン・サックス・アセットマネジメント株式会社→フィデリティ投信株…

松田輝正(Terumasa Matsuda)|TSUIDE

慶應義塾大学→ゴールドマン・サックス・アセットマネジメント株式会社→フィデリティ投信株式会社→株式会社TSUIDEを設立。経営しながら感じること、営業で気づいたことなんかを備忘録兼ねて書いていきます。 <TSUIDE HP> https://tsuide.jp/

最近の記事

TSUIDEってどんな会社?

成長する会社というのは、内部環境も外部環境も目まぐるしく変化していく。 TSUIDEもその1つだ。 あまりに変化が激しいからか、最近はTSUIDEについて他の人と話すと、「勘違いされているかも…」と感じることが増えてきたので、このへんで最近のTSUIDEについて記しておこうと思う。 今までのTSUIDETSUIDEは、最初はテレアポと営業コンサルを代行している会社だった。 その時に、営業コンサルで入った会社の1つが、営業管理など全くしておらず、データが1つもないので全く

    • プレゼンの大原則を教えておきます。

      最近あった、3社コンペで思ったこと。 1社15分ずつのプレゼンで、メンバーの1人に資料作りやプレゼンを任せていたのだが、前日になって、話し方や資料の説明の仕方に、しきりに時間を使うのだ。 ここで思ったのが、「プレゼン」を任せられたときにトークや伝え方の練習をする人間が多すぎるということだ。 もちろん、トークは大事。 しかし、本当に大事なことはプレゼンが終わった後、全質問に答えられるようにすることだ。 とうか、これさえ完璧にできていれば、ほとんどのコンペは勝てる。 1

      • 謝罪に意味はない〜トラブルが起きた時の対処法について〜

        外資で働いていた時にはあまり見ることがなかったのだが、会社を経営していて気になる人がいる。 怒られた時に、すぐ『すいません』という人や、慌てふためく人だ。 これは、日本人の特徴なのだろうか。 僕は、問題が起きた時、まず一旦考えるようにしている。 これは、本当にやばい事態なのか? 実は、ほとんどのトラブルは、丁寧に調べるとそんなにやばくないことが多い。 1.問題が起きた時は、事実をどれだけ細かく把握できるかが肝 その「やばい」というのは、 ・感情的なものなのか?数字的

        • 「だから、お前はアホなのだ」 仕事ができない人についての考察

          僕の経営の基本は、マイクロマネジメントだ。 今のTSUIDEのフェーズを考えると、経営者として、経営に専念するべき考えるべきだと思っているのだが、お客さまに高クオリティのサービスを提供するために、こればかりは、どうも昔からやめられない。 ただ、マイクロマネジメントをしてきたからこそ、最近見えてきたことがある。 それは、仕事ができない人の特徴だ。 1.仕事ができない人の特徴TSUIDEがいつも掲げているように、全てのことはシンプルに考えられる。 仕事とは「誰が、何を、

          できない理由より、できる理由を探せ

          TSUIDEは基本誰でもウェルカムで、今でもメンバーを絶賛募集中だ。 ただ、1つだけ、僕が「この人とはやっていけないな」と思う人がいる。 それは、「無理です」という人。 「無理です」 「ダメです」 「それはできません」 昔から、決めたらゴリゴリ進めていくタイプなので、よく言われることではあるのだが、最近も、あまりにも言われるので、ここで、スタンスをはっきりしておきたい。 できないことを、できるようにするのが仕事だ。 大事なことなので、もう一度言おう。 できないこと

          できない理由より、できる理由を探せ

          創業した会社が4期目を迎えました。この1年を振り返ります。

          早いもので、もうバッタバタだった2024年1月が終了。 株式会社TSUIDEは、2024年2月で、おかげさまで4期目を迎えました。 結論から言うと、今期は前期に比べて売上230%成長を達成できました。 この結果を次回に活かすため、また、悩める経営者の方達に少しでも役立てるように、TSUIDEがなぜ、引き続き売上を伸ばすことができているのか、簡潔に振り返っておこうと思う。 なぜ、TSUIDEは250%成長できたのか?理由.1:大手企業の顧客が増えた これは、大きく変わっ

          創業した会社が4期目を迎えました。この1年を振り返ります。

          100人を超えた今、会社のメンバー全員に伝えたいこと

          創業当初は当然1人だったTSUIDEだが、4年目を迎えて、ついにメンバーが100人を超えてきた。 当然、今と昔ではメンバーに伝えたいことも大きく違うので、今日は、「今、伝えたいこと」をあらためて書いておきたい。 大きくは、「矛盾への挑戦」が大事だという話。 その中でも、 1.組織が大きくなっても、スピードを保つ 2.組織が大きくなっても、凡事徹底を貫く この2つについてだ。 「矛盾に挑戦しろ」これは、大学でラグビー部の時代、ラグビー日本代表にも関わっている、チーフトレー

          100人を超えた今、会社のメンバー全員に伝えたいこと

          売上10億円以上を目指すなら、抜け道はない。

          最近強く思うことがある。 結局、ビジネスに抜け道はなく、先人の言ってきたことは概ね正しいということだ。 最近、改めてそれを感じたことが2つ。 1つは、人について。 今までは「うまくDXや仕組み化を進めれば、会社の規模が多くなっても問題ないでしょ」と思っていたが、最近、「結局は、人も大事である」ということを痛感している。 TSUIDEには、社内外合わせて、様々なプロジェクトがあるが、どれほど僕が「型」をうまく作ろうが、結局、そのどれもに人が絡む。 DXも仕組み化も、もち

          売上10億円以上を目指すなら、抜け道はない。

          失敗から学ぶことより、成功から学ぶことの方が多いという、不都合な真実

          ラグビー部時代に監督に言われた言葉が、まだ心に残っている。 それは、ある試合で負けた時のこと。 僕は、もちろん悔しかったものの、脳内では、スラムダンク最終巻の1シーンが流れていた。 「負けたことがある」というのが いつか 大きな財産になる 主人公たちに負けた山王工業・堂本監督の、試合後の名台詞だ。 甘美な響きである。「そうだよな。負けたけど、得るものは大きかったよな。明日から頑張ろう」そう思いながら、最後の円陣を組みに行ったのだが、そこで監督がガチギレ。 「お前らダメだ

          失敗から学ぶことより、成功から学ぶことの方が多いという、不都合な真実

          YouTubeチャンネルを1年運営。登録者数1,000人を達成して、気がついたこと

          起業したてで、全然うまくいかない時、ある人から「これからは、企業も個人も1つはyouTubeを持つ時代だよ」と、自分が考えていることの発信をオススメされた。 当時は尖っていたので「うるせぇな。何言ってんだこいつ」と思っていたが、1年、企業アカウントとして個人の考えを発信し続けてみて、やっと分かった。 これからは、企業も個人も1つはyouTubeを持つ時代だ。笑 ちなみに、僕がやっているYouTube チャンネルはこちら。 経営者、マネージャーの方々向けに、営業・マーケ

          YouTubeチャンネルを1年運営。登録者数1,000人を達成して、気がついたこと

          ゴールドマン・サックス時代に教わった、忘年会・新年会のビジネスマナー16原則

          2023年もあと1ヶ月。 忘年会・新年会の時期がやってきた。 ということで、今日は僕がゴールドマン・サックス時代に上司から教わったものに独自のノウハウを加えた、取引先との忘年会・新年会における最低限ビジネスマナーを共有しようと思う。 「こんなの常識だろ」と思う人もいるかもしれないが、TSUIDEのメンバーでもできていない人をちらほら見かけるので、念のための共有である。 ■店予約編忘年会・新年会に限らず、飲み会は店に入る前から始まっている。 「どんなお店を予約するか」には

          ゴールドマン・サックス時代に教わった、忘年会・新年会のビジネスマナー16原則

          売上が伸びない会社は「仕組み化」ができていない

          最近、TSUIDEメンバーが請求書を出すタイミングにミスがあった。 幸い、ミスを指摘できたのだが、その時に「気をつけます」と言われて、ふと気付いたことがある。 それで終わりにしてはダメなのだ。 まず、なぜそんなことが起きたのか、本質的な理由を追求するべきだ。 ・スケジュールに入れていなかった ・管理するシステムが一元化されていない。 ・担当者の性格的に、元々、そういうことができないタイプ ・そもそも、人間が完璧にこなせる業務ではない。 そして、それぞれの理由に合わせて、

          売上が伸びない会社は「仕組み化」ができていない

          会計をバックオフィスや会計士に丸投げしている経営者へ

          「会計は本当にできなくて、バックオフィスに丸投げなんだよね」 経営者同士で話していると、たまにこんな発言に出くわすことがある。 もちろん、自分の得意でない領域を得意な人間に任せるというのは、経営者に必須のスキルだ。 しかし、こと自分の会社の会計に関しては、僕は絶対に自分で管理した方がいいと思っている。 「松田さんはゴールドマン・サックス出身だから得意なのでは?」と頻繁に言われるのだが、まじでわからない。 ゴールドマン・サックス在籍時には、アナリストでもエコノミストでもなく

          会計をバックオフィスや会計士に丸投げしている経営者へ

          企業はスポーツチームとは違う。ポジションは自分で作れ。

          ある日、CPOの萬代が飲みながら言っていた。 「みんな僕のポジションを奪えたら、僕と同じ給料もらえるのに」 確かにそうだ。 よく、メンバーから 「何をすればフィー上がりますか?」 「どうすればマネージャーになれますか?」 など聞かれるのだが、 給料を上げたいなら、ポジションを上げたいなら、そのポジションにいる人の仕事を奪えるくらいに猛烈に働けばいい。 本当にそれだけだ。 ただ、さらに言うと、こういうやり方もある。 それは、「自分で自分のポジションを作る」ということだ。

          企業はスポーツチームとは違う。ポジションは自分で作れ。

          3秒で頭に入らない議事録は、議事録ではない

          最近、強く思うことがある。 文字でのやり取りが難しくなってきている。 Amazonはドキュメントカルチャーで、資料をwordで統一しているなどと聞くが、ビジョンもあり、資本もあり、優秀な人材がこれでもかと集まってくる会社と一緒にしてはいけない。 実際、世の中にいる新社会人と接していると、文字どころか、日本語すら怪しい人がほとんどである。 特に感じるのは、議事録を確認するときだ。 議事録は、箇条書きの羅列では、断じてない。 構造化能力を駆使して作成する、重要なファイルだ

          3秒で頭に入らない議事録は、議事録ではない

          成長したければ自分と周りを比べろ。風潮に騙されるな。

          最近、採用に応募してくる人、TSUIDEメンバー、もちろん企業からも 「成長したいです」 「どうすれば成長できますか?」 という相談が山のようにくる。 もちろんゴールは、人それぞれ。 「とにかく、売上を上げたい」 「今の職能を突き詰めていきたい」 「ワークライフバランスを大事にしたい」 など、人の数だけ具体的な目標があり、どれも否定されるべきものはないと思う。ただ、どのゴールに向かう人でも、「成長したい」という欲求はあるようなのだ。 今日はそんな「成長したい」人に、一

          成長したければ自分と周りを比べろ。風潮に騙されるな。