第一回ゆる勉ノート -パソコンの巻-

以前ツイッターで一日一つ何かについて調べて自分だけの勉強ノートを作っているという方のポストを見かけた。

その自発的な知識の増やし方にいたく感動した私は自分もやってみようと気になった事を調べてノートに記すというのを数日続けたところ、瞬く間に飽きてしまった。

なんというか、これを毎日絶対にする!というのを決めてしまうと逆にやる気が出なくなってしまうのである。難儀な性格をしていると自分でも思うが、私と同じような人は沢山いるのではなかろうか。

しかし調べものをするという面倒くさい作業を度外視すれば、知識を詰めるというのはかっこいい作業である。そのかっこいい作業をすれば自分もかっこよくなれるのではないかとそんな幻想を捨てられなかった私は毎日勉強ノートではなく、ゆる勉ノートなるものを作成してみようと思い至った。

ゆる勉ノートとはその名の通り緩く勉強したものを記すノートで、自分が勉強する気分になった時勉強したものを適当に記して行くノートである。

だから第一回と名を打ったけれどこの先続くかどうかは分からない。多分十中八九続かない気がする。それでもやらないよりはマシだろうと思って、以下今週ゆる勉強ノートに記した知識の一部をまとめてみた。なお、英語学習もかねて基本的には英語で勉強しているので英単語が頻繁に出てくるけれどもそこは勘弁してほしい。

今週はパソコンに関する知識ばかりを調べてしまったが、何故か唐突に己が工学部生であるのに機械に全く詳しくない事に焦りを感じたからである。多分神様がお前いい加減勉強せいよと言っているのかもしれない。

まずパソコンといっても色々あるが、個人的にプログラミングをした経験があるにもかかわらずプログラミングに関する基礎知識がすっからかんであるので、今回はとりあえず基礎中の基礎から調べてみた。まずはプログラミング言語について。

プログラミング言語とは人間が人間に分かりやすい言葉で機械に命令できるよう開発した言語であり、1か0かで構成されている難解な機械言語を操らなくても比較的に学習のしやすいプログラミング言語を通じて人間は機械にあれやれこれやれと言えるようになっている。

プログラミング言語は主にinterpret languageとcompile languageに分けられており、interpret languageは人間が書いたコードをコンピューターが分かる言語に翻訳しながらプログラムを実行する言語で、compile languageはこの翻訳作業を先に終わらせてからプログラムを実行する言語である。

だからcompile languageはコンパイラーという翻訳機を通してからプログラムを実行する必要があり、逆に言えばプログラムを実際に実行するときにこの翻訳作業を一緒にする必要がない為interpret languageと比べてプログラムの実行にかかる時間が短くて済む。そしてcompile languageの方が動作を行う前にコンピューターに分かる言語に人間の書いたコードが翻訳されているぶん、同時通訳をするのに馬力を回さなくて済むので容量を取る複雑で重い動作を素早く行えるという。

最近人気のpythonなんかはinterpret language、ゲーム開発でよく使われているCなんかはcompile languageで、人間でいうのならば前者は同時通訳さんを通して少しずつ指示を実行しているのに対し、後者は既に翻訳されたマニュアルを一気に読んで指示を実行するのに似ているのかもしれない。

そしてこのプログラムをpythonやCなんかの言語で書いて実行するまでの機能が一通り揃っているソフトウェアがIDE(intergrated development environment)であり、プログラム言語によって要するIDEは異なる。実際に学校の課題でC言語のプログラムをした時はcode blockを使ったし、pythonはpycharmというIDEを使った。

まぁ、ネジを取り除くのであればドライバー、体を洗うのであればボディソープというように用途によってツールを使い分けましょうという話だろう。ネジを取り除くのにトンカチを使ってもそれは全く用にならないし、体を洗うのに衣類用の漂白剤を使う人はいないだろう。いないと信じたい。

IDEの中にはなんやかんやすれば違う言語でもプログラムが実行が可能になったりならなかったりするものがあるのだけれどそこらへんの知識は説明が難しすぎるのと私も未だによく分からないので割愛。ゲームキャラの装備に素材を投入すれば多機能になるようなもんだと考えてほしい。

あとIDEはプログラムを書いて実行するまでが一所で行えるという利点があるので大抵の人はIDEを好んで使っているが、私の知り合いにいるようにIDEよりも動作が軽快だという理由から開発用のノートパッドでプログラムを書く人もいる。だから絶対にIDEでないとプログラムを書けない、というわけではない。ゲームでユーザーが装備を使いやすいようにカスタムするのと同じで、個人個人が開発しやすい環境をカスタムすることができるのである。

とまぁここまで二千字近く長々と書いてしまったが、実は上に記した事柄の他にもユーザーインターフェースとオペレートシステムの関係、メモリーとストレージの違い、パソコンのスペックの注目点等々色々調べたのだけれど、それについてはもう少し詳しく調べて第二回ゆる勉強ノートに記載しようかと思う。

流石にすべてをここに書いてしまうと文字数が多すぎて後で見返した時に読む気が失せるだろう。自分の事だからよくわかる。

雑な終わり方になってしまったが、あくまでこれはゆる勉強ノートであり、次もその次も(その次があればだが)多分雑に終わるのでご了承願いたい。そしてここに記載されている事柄はあくまで私が個人的に調べたものであり、情報に誤りがあればその都度訂正したいと思っているのでどうかその際はご教授願いたい。あと、個人的にこれ面白いよ、調べてみたらという情報を下さる神様がいればそれは大いなる勉強のモチベーションになるので、是非是非教えていただきたい。

とりあえず第一回ゆる勉強ノートまとめはこれにておしまい。残りは第二回に続く。







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