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❤️004:40代の本気の恋

デートの別れ際、“キスされるかも”と感じ、胸が高鳴り始める。

そして、キス。

何年ぶりだろう。

このとろけるくらいのキスをしたのは。

はろはろ。ツッキーだよ。

はじめてのデートは雨

初めてのデートの日。

40歳を過ぎてからの恋愛に、

初恋のドキドキが重なる。

暗い夜の公園を話しながら歩いていると、
急にピタッと会話が止まった。

この日は雨。

1本の傘。

彼の体温を感じる距離に、
私は次に何が起こるのか


予想はできていた。

彼のキスで私はスイッチが入ってしまった

彼が足を止め、
私と向かい合うように立った。

見つめられることに慣れていない私は、
緊張から話し始めようとする。

それでも、

彼は

静かに私を見つめながら


キスをする。



緊張していた私の身体からは

力が抜け、

彼に身を委ねるように
唇を重ねる。

気づいたら
彼が持っていた傘が下に置かれ、

私たちは雨に濡れていた。


それにも気づかないくらい、

私はキスに没頭していた。

ねっとりとしたキスに
私は身体が熱くなって、

自らハグをしいに行った。

もっと彼のこと知りたい。

この人に抱かれたい。

このままホテルに行きたい。

そんな気持ちにまでなっていた。

わかってる。

もう、

帰らなきゃいけないことも。

時間に制限があったからこその
気持ちの高揚だったのかもしれない。

次に会うときは、

結ばれたい…

お互い同じ気持ちだった。

そして、
この日は自宅近くまで
送り届けてくれて、

次に会う日を約束してお別れをした。

次に会ったふたりの時間を妄想する日々

会う日まで毎日
何回も何回も

メッセージのやり取りをした。

どこのホテルに行く?

どんなことして欲しい?したい?

どんなことが好き?もしくは嫌い?

どうやって言葉をかけて欲しい?

部屋の中はどうしたい?暗い?明るい?

会ったら直ぐにホテル行く?先にご飯?

誰にも言えなかったこと

そんな質問をし合いながら、
私にとったら誰にも言えないような

重要相談も彼にしてみた。

“実は…

まだ…

中イキを…

経験したことがなくて…”

付き合いたての彼に
そんなことを言うなんて。

顔から火が出る程恥ずかしかった。


でも、

彼とならできるような気がした。

女性として生を受けたのに、
まだまだ知らないことがいっぱいで

好奇心いっぱいな私。

フミはいつも
色んなことを丁寧に聴いてくれる。

オープンな気持ちになれた
その流れで、

ずっと内に秘めていたことを
初めて人に話すことができた。

前戯は日常的に始まっている

“わかったよ。

一緒に研究しようね。”

嬉しかったなぁ。

素直に嬉しかったよ。

未だ会ってもいないのに、
メッセージのやり取りだけで、

前戯が始まっているように感じた。

早く会いたい。

早く愛し合いたい。

この気持ちが
ルーティン化された日常を

楽しくさせてくれた。

最後まで読んでくれて

ありがとう。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。

コメント。もらえたら嬉しいな。

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ポチッとしてほしいな。

では、また次回お会いしましょう。次回は、❤️005:セックスの感度を見極める方法をお届けします。ツッキー。



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